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第34話:雨の空中橋、ふたりの約束(第12章・第1部)

浮遊灯に照らされた校内の上空で、東の空中橋は待っていた。人の多い中庭では生き残れない真実を語る

のに、十分な静けさがあった。

やがて勉強会が終わりへ近づき、全員が荷物を片づけ始めると、アレイラは夕食前に少し空気を吸い、歩きたいと静かに理由をつけた。誰も問いたださなかった。事情を察した視線がいくつか交わされたが、からかう者はい

ない。数分後、ファランは別の扉から、自然に、急ぐ様子もなく出ていった。

東の空中橋は、校内でも比較的静かな高架通路の一つで、優雅な水晶のアーチが、雨の一部を遮っていた。降る水の向こうで眼下の校内灯が柔らかく輝き、世界を金と銀のぼやけた景色へ変えている。

アレイラが着いた時、ファランはすでに待っていた。腕を組み欄干へ寄りかかり、雨に濡れた髪は普段より暗く見えた。

「来てくれた」

彼女が近づくと振り返り、簡潔に言った。

「あなたが呼んだから」アレイラは答えた。

彼は完全に彼女へ向き直った。長い一瞬、雨に和らげられた光を髪と目へ受けながら、ただ彼女を見つめた。それから、普段より低く、無防備な声で話した。

「ゆっくり進もうとしてきました」

ファランは言った。

「でも、これが私の思い込みなのか、知る必要がある。もしそうなら、私たちが築いたものを傷つけずに距離を取ります。そうでないなら……」

アレイラは近づいた。ヒトシの記憶は答えを与えなかった。アレイラの心は、答えを知っていた。確信がないことは、その感情を偽物にはしなかった。

「思い込みではないわ」

彼女は言った。

「初日から、私も感じていた。何と呼べばいいか分からなくて、名前をつければ何もかも難しくなるのが怖かった。でも、何でもないふりをするのは不誠実だわ」

ファランの表情が変わった。深い安堵、温もり、そしてさらに深く真剣な何かが、同時に現れた。彼は

ゆっくり手を伸ばし、彼女が離れたいならいつでも離れられる時間を与えながら、雨に濡れた金黒色の髪の一房を、優しく顔から払った。涼しい空気の中でも温かな指が、必要な時間より一拍長く、頬へ触れていた。

「なら、ゆっくり、正直に進みましょう」

ファランは言った。

「政治的な取り決めとしてではない。アカデミーへ見せる演技でもない。私たちとして」アレイラは、柔らかく、本物で、少し恥じらう笑みを浮かべた。

「一緒に」


雨が眼下のアカデミーの光をぼかす中、二人は水晶のアーチの下へ留まった。急いだ口づけも、未来のすべての困難を解決する宣言もなかった。ただ、真実を言葉にした安堵だけがあった。

二人は並んで戻った。その会話が自分たちを変えたのか、どちらも疑う必要がないほど近くを歩いた。

その後の日々は、さらに深いリズムへ落ち着いた。集団は、一人ひとりの忠誠や意見の違いを消さず、一つの共同体として訓練し、学び、食べ、言い争った。団結とは、常に意見が一致することではない。一致しない時にも

、正直であり続けるという約束だった。

シーラの注目は今も圧力を伴っていたが、もうアレイラを孤立させなかった。誰も見ていない時、ファランの手が彼女の手を見つけることがあった。そして同じくらい頻繁に、解決すべき問題を持った仲間が、二人だけの瞬

間へ割り込んだ。

アレイラとファランの静かな関係は、より大きな集団の時間と時間の間で育ち続けた。授業後の空中橋で盗むように交わす会話。エンクレイヴの他の者が別のことへ気を取られている時、触れ合った手を、今度は意図して繋

ぐ瞬間。信頼、同調、そして育ちつつある愛情を語る、二人だけの言語となった模擬戦。

東の空中橋で雨の下、互いに約束したとおり、今もゆっくり進んでいた。だが日を追うごとに、二人の絆は深くなった。温かく、揺るがず、アレイラの胸に宿る聖流から、ますます切り離せないものになっていた。

ある晩、十四人全員が西の庭園の最も高いテラスへ集まった。浮遊灯が頭上を漂い、眼下のアカデミーは、人の手で組み上げられた星座のように広がっていた。

ついに口を開いたのはキャサリンだった。普段の明るい活力は、もっと真剣で誠実なものへ和らいでいた。

「私たちは、もう一緒に座っているだけの一年生ではないわよね?」

誰も否定しなかった。その後の沈黙は、静かな同意で満ちていた。ロニンは鋭く確信を込め、一度頷いた。

「俺たちはもう、別の何かだ。本物の何か」

美しい淡いライム色の髪へ浮遊灯の光を受け、エタナは優しく微笑んだ。

「長く続くと感じられる何かです。こうして生まれることになっていたような何か」

座席の間にある静かな暗がりで、ファランの手がアレイラの手を見つけた。彼女はためらわず指を絡めた。その単純な接触が、聖流と、胸の中に生まれたもっと新しく個人的な火花の両方へ、温かな脈動を送った。

アレイラは、自分の輪という一言へ決して縮められない人格と力を見回した。キャサリンの激しい温か

さ。ヴィットリオの規律。ロニンの正直さ。ジャスミンの開放性。メリザンドの洞察力。ラファイエットの炎。ネスターの集中力。ザフィラの率直で守ろうとする気質。ヤルデンの知覚。エタナの思いやり。オズリックのユ

ーモア。ジャンプリートの精密さ。そしてベネディクトの戦略。

「何も私たちを分けないと約束する必要はないわ」

アレイラは言った。

「それは嘘になる。約束しなければならないのは、圧力がかかった時、話すこと、聞くこと、そしてもう

一度選ぶことをせずに、互いを見捨てないこと」

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