第33話:運命の配属試験(第11章・第3部)
その期待が、彼女を苛立たせた。
「決められるのは、私だけではないわ」
「そうね」
ザフィラが言った。
「でも時計は、今も進んでいる」
アレイラは、メリザンドが最寄りの壁を補強する間に、ロニンの突破案を採用した。その計画は四人の民間人を素早く救ったが、次に二次崩壊を引き起こし、残りの経路を塞いだ。教官たちは、三人の人形を中へ残したまま
、模擬状況を終了した。
庭園へ戻る道で、誰も話さなかった。
キャサリンは評価設計を責めた。ロニンは突破までの遅れを責めた。ベネディクトは完全な構造情報がなかったことを責めた。メリザンドは二度目の崩壊を予測できなかった自分を責めた。それぞれの立場に真実の一部が含
まれていたため、議論はさらに鋭くなった。
アレイラは彼らを止めた。
「私たちは、まさにこの演習が暴こうとしていたことをしている。結果を検討する代わりに、自分が好む方法を守っている」
ロニンは腕を組んだ。
「最後の判断をしたのは君だ」
「そうよ。だから結果は私の責任。でも、私だけの所有物ではない。判断がどこで失敗したか、教えて」その正直さが、会話を変えた。
ベネディクトは、完全な図示計画では時間がかかりすぎたと認めた。キャサリンは、緊急性によって構造上の危険を軽視したと認めた。ロニンは、直接突破が最も広い突破を意味する必要はないと認めた。メリザンドは、誰
か別の者が民間人を追跡し、自分が壁へ集中できていれば、一時的な支えを作れたと説明した。
彼らは教官のもとへ戻り、順位点を一切付けない条件で、演習をもう一度行わせてほしいと頼んだ。
二度目の試みでは、ヤルデンが共鳴によって隠された民間人を見つけた。ベネディクトは、本当に重要な二つの荷重結界だけを特定した。ロニンとヴィットリオが狭い通路を開き、メリザンドとジャンプリートが構造を支え
た。キャサリンとエタナが民間人を導き出し、ザフィラが敵対構造体を制御した。アレイラは各班の間を動き、誰の仕事も奪わず、必要な場所だけを補強した。
七人すべての人形が、残り九秒で安全へ到達した。
教官は時間を記録し、それから石板越しに彼らを見た。
「二度目の成績は見事だった。点を失った後、もう一度試すと決めたことには、それ以上の価値がある」
集団は、疲れ、打ち身を負い、普段より静かにその場を去った。完璧な陣形を発見したのではない。信頼には、指導者を批判する権利と、その関係を壊さず批判を受け入れる義務が含まれると発見した。
その夜、誰かが卓へ置き忘れた校内の噂紙にある「王女の人々」という言葉を、アレイラは線で消した。
その下へ、こう書いた。
互いを正し、それでも残る人々。
ある雨の午後、集団全員は、大図書館の上層にある私設学習室を確保した。雨が背の高い水晶窓を銀色の幕となって流れ、柔らかな金色の浮遊光球が、長い木製卓の上を漂っていた。書物、練習用石板、半分空になった香辛
料茶の杯、散らばったノートが卓上を覆っている。
部屋の空気は温かく、集中していて、深く心地よかった。互いを完全に信頼し、もう演技する必要がなくなった人々の間にしか存在しない静けさだった。
キャサリンの馬鹿げた図。オズリックの役に立たない書き足し。ザフィラとラファイエットの言い争い。ロニンとヴィットリオの厳密な記録。ジャンプリートとメリザンドの障壁研究。エタナの静かな気遣い。ベネディクト
の戦略的な訂正。そして他の者たちの乾いた観察。それらが、学習室を作戦室と家族の台所の中間のような場所へ変えていた。
そしてファランはアレイラの隣に座り、どちらかが動くたび、卓の下で膝が触れるほど近かった。どちらも離れなかった。
小さな接触のたび、内側の聖流へ静かな温もりが走った。
ある時、他の者たちがキャサリンの、ますます馬鹿げていく陣形図へ気を取られている間に、ファランは開いた本の陰から、小さく折った紙をアレイラへ滑らせた。誰にも見られないよう、彼女は慎重に開い
た。
この後、東の空中橋で会ってください。二人だけで。
お願いします。
彼女は彼を見た。ファランはすでにアレイラを見ていた。温かな琥珀色の目は落ち着いていたが、その意図は間違えようがなかった。
アレイラは、ごく小さく頷いた。




