第30話:集いし仲間と始まりの模擬戦(第10章・第3部)
自由時間になると、アレイラの集団は、西の庭園にあるいつもの一角へ自然に集まった。誰も連絡を送る必要も、計画を立てる必要もなかった。同じ静かな本能に引かれたかのように、一人、また一人と現れただけだった。
最初に話したのはキャサリンで、緊張した活力により、かかとをわずかに弾ませていた。
「よし。評価は明日の朝から。最初に個人戦闘評価、その後、午後に集団連携試験。通知によれば、二つ目では無作為に班を混ぜるそうよ」
「つまり、全員が一緒になれるとは限らない」 腕を組み、ヴィットリオは落ち着いて指摘した。
「知らない者と組むことも……すでに思惑を持っている者と組むこともあり得る」
ロニンの暗い目が細くなった。
「あるいは、シーラの小さな皇族集団と組まされる。すぐに面倒になるな」ファランは真剣な緑の目でアレイラを見た。
「何が起きても、連携を保つ。可能な瞬間に情報を共有する。避けられる限り、誰も一人にしない。それは君も含みます、アレイラ。特に君を」
他の者たちも頷いた。エタナは穏やかで安心させる笑みを向けた。
「互いを守りましょう。これは、そういうことではありませんか? 順位でも身分でもなく。私たちのことです」
輪を見回すと、アレイラの聖流が温まった。食事を共にするのは簡単だ。順位や混成班を前にして交わされる約束には、より大きな重みがあった。
その日の午後遅く、中央中庭を見下ろす開放型学習堂の一つで、集団が基礎障壁理論と戦闘戦略を復習していると、小さいながら意図の明確な対立が向こうからやって来た。
高位貴族および皇族系の家柄に属する、着飾った一年生の一団が、意図的な自信をまとい、彼らの卓へ近づいた。その中央には、冷たい青い目、完璧に整えられた淡い髪、そして強大な侯爵領の後継者であることを示す高価
な銀の紋章を襟へつけた、背の高い少年がいた。彼は他の者を無視し、アレイラだけをまっすぐ見た。
「キアロスクーロ王女」
滑らかに磨かれ、見下す響きのある声で彼は言った。
「このアカデミーが実際にどう動くか理解している者から、一つ助言を。これほど早く……雑多な者たちを周囲へ集めれば、重要な人々へ誤った印象を与えるかもしれません。ここでは今も、血統と身分が重要なのです。一
時的な友情などより、はるかに」
卓の周囲の空気が、一瞬にして冷えた。
ザフィラの琥珀色の目へ熱が走った。ラファイエットの笑みが鋭く危険なものへ変わる。ロニンの手は、ほとんど気軽に見える動きで腰の練習剣へ近づいた。キャサリンの陽気な表情は固くなった。ファランの
姿勢は、守り、即座に動けるものへ変わった。
アレイラはゆっくり立ち上がった。表情は穏やかだが、完全に譲らない。聖流が内側で動き、柔らかな金色の光が指先へ一瞬揺れた後、熟練した制御によって収まった。彼女は、冷たい青い目から一歩も退かなかった。
「私は、人格によって共にいる人を選びます」
彼女ははっきり言った。その声は近くの卓まで届き、静かな注目を集めた。
「誰の紋章のほうが高価か、誰の血統が今、流行しているかではありません。それが何かの意思表示になるのなら、その意思表示で私は満足です」
青い目の少年の磨かれた笑みは、さらに冷たい細いものへ変わった。
「一年生としては大胆な言葉ですね。たとえ王女でも。順位が決まり始め、本物の家門が注目し始めた後、その姿勢がどれほど続くか見ものです」
彼とその一団は、身についた傲慢さのまま立ち去り、後には緊張しながらも電気を帯びた沈黙が残った。
最初にそれを破ったのはキャサリンで、激しく誇らしげに笑った。
「あなたのこと、もっと好きになったわ。完璧だった」オズリックは声を上げて笑った。
「丸ごとレモンを飲み込んだみたいな顔だった。美しかったな」
ファランはアレイラから目を離さず、その緑の目には誇り、守ろうとする気持ち、そして静かな敬意があった。
「うまく対処しました。明瞭で、はっきりしていた。ただ、これからもっと増えると思ってください。ああいう人間は、拒絶されることを嫌う……特に、自分の側にいるべきだと最初から思い込んでいる相手からは」
アレイラは再び席へ着いた。
「なら、私たちは一緒に向き合う。でも同時に、記録を残し、証拠を教官へ持っていく。団結とは、相手
に煽られて無謀な反応をすることではないわ」




