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第26話:夕暮れの出会い――剣士ロニン(第9章・第2部)

そう言うと、彼は通路を歩き去った。足音は静かで一定しており、一度も振り返らずに角の向こうへ消えた。アレイラは姿が見えなくなるまで見送り、それから、再びアカデミーの広大な景色へ顔を向けた。薄れゆく光の中

で浮遊橋が柔らかく輝き、遠くの訓練場では残留魔力がまだ明滅していた。

夕方までに、五つの最初の出会いが、アカデミーへ人間の形を与えていた。キャサリンの温かさ。ヴィットリオの規律。ファランの静かな強さ。シーラの皇族としての誇り。そしてロニンの警戒を伴う公平さ。誰一人として

、アレイラの幻視が示唆した役割へ、きれいに収まってはいなかった。

校内の明かりが一つずつ灯る中、聖流は安定したままだった。遠い危険は今も壁の外に存在していたが、目の前の課題は、もっと単純で、もっと難しかった。恐怖や身分にすべての判断を委ねず、誰を信じるべきかを学ぶこ

と。

アレイラは、輝く尖塔と浮遊橋を最後にもう一度眺め、静かな目的意識が内側へ落ち着くのを感じた。それから、ゲデオンが待っているであろう食堂へ向かった。初日はほとんど終わっていたが、すでに一つだけは絶対の確

信を持って理解していた。

グランド・アルカナム・アカデミーは、すべてを変える。

そして初めてアレイラは、まだ理解することさえできていない人々によって、自分が変えられることを楽しみにしていた。

グランド・アルカナム・アカデミーでの二日目は、明るく澄んだ朝を迎えた。浮遊橋と水晶の尖塔が朝日の下できらめいている。アレイラは、すでに上級生棟へうまく馴染み始めていたゲデオンと一緒に、中央中庭を歩いた

。兄妹は、比較的静かな食堂の一つで朝食を取りながら、アカデミーの日常が穏やかにざわめく中、初日の出来事を話し合っていた。

「元気な公爵令嬢、規律正しい侯爵家の後継者、君を見る理由を何度も見つけるベレスフォード、眉だけで戦争を宣言しそうな皇帝の娘、それから何もかもに気づく剣士に会ったわけだ」

ゲデオンは言った。

「見事な初日だな」

アレイラは鞄の紐を直しながら頷いた。

「ええ。でも、そのうち何人かは……本物だと感じる。身分しか気にしない人たちとは違う」

ゲデオンが自分の上級授業へ向かった後、アレイラは一年生用の実践魔法堂へ向かった。今日は廊下がさらに混み合っており、生徒たちはすでに初期の派閥を作り始め、暫定順位を決める今後の配属評価について話し合って

いた。図書館棟の近くで角を曲がった時、少しくしゃくしゃになった校内地図を一緒に見ながら笑っている小さな集団と、危うくぶつかりそうになった。

最初に顔を上げたのは、鮮やかな青い目を持ち、髪が柔らかな紫と桃色に混じり合った少女だった。人を即座に安心させる、温かく開放的な笑みを浮かべている。

「あっ! ごめんなさい。私たち、また地図の中で完全に迷っていたの。私はジャスミン・ヘイストウェル。一年生。あなたが、みんなの話題になっている王女様ね」

その隣には、優雅な銀色の筋が入った暗い髪と、洗練され、ほとんど貴族的な姿勢を持つ少女が立っていた。目は冷静な石板色の青で、落ち着いた威厳をまとっている。

「メリザンド・オニール」

伝統的な富裕層から王族の驚異的支配者へ ・ 第9章


彼女は優雅に頷いて名乗った。

「私も一年生です。あなたのお名前は、驚くほどの速さで一年生棟を巡っています。純粋な聖流についての噂は……印象的です」

淡い深紅の目へ悪戯っぽい輝きを宿した少年が、腰へ手を当てて笑った。髪には青、緑、紫の筋が混じっている。

「ラファイエット・ペイデントン。ラファイエットだけでいいよ。それに、うわ、本物の王女様を間近で見るなんて。噂じゃ、その存在感を表しきれていなかった。『私はもう、もっとひどいものを見てき

た』っていう落ち着いた雰囲気がある」

自分の名前がこれほど早く広まったことへの、いつもの好奇心と軽い気恥ずかしさを感じながら、アレイラは礼儀正しく微笑んだ。

「みんなに会えて嬉しいわ。まだ挨拶もしていないのに、もう名前を知られていることに、まだ慣れていないの」

ジャスミンは笑った。

「キアロスクーロが来れば、学校は朝食前から話し始めるわ。私たちは、あなたが誰なのかをもっと気にしている。身分は騒がしい。人格はもっと静か――そして、ずっと偽りにくい」

彼女たちは一緒に歩いた。ジャスミンは沈黙を温かさで満たし、メリザンドは的確な質問をし、ラファイエットは、アカデミーの気取りが耐えられないほどになれば、それを刺し破った。教室へ着く頃には、アレイラは外見

だけではないものによって、三人全員を覚えていた。

その日の午前遅く、屋外庭園での自由時間、アレイラが銀葉を茂らせた花咲く木の下でノートを見直していると、別の小集団が近づいてきた。短い濃いオリーブ緑の髪と、真剣に集中した表情を持つ少年が、最初に自己紹介

した。

「ネスター・ペトロフ。一年生だ。昨日の実践披露で、君の聖流を見た。明瞭で、制御されていて、強力だった。戦闘評価で、もっと見るのを楽しみにしている」

その隣には、柔らかな灰色の髪、鋭い琥珀茶色の目、そして余計なことを一切許さない自信をまとった、目を引くほど色白の少女がいた。

「ザフィラ・タロウフィールド。きちんと会えて嬉しいわ、王女様。身分のことを頭へ上らせないでね。ここは、人の自尊心を破裂するまで膨らませるのが大好きだから」

粉雪のような青い髪、士官服のような濃い青の目、そしてほとんどこの世のものではない静けさを持つ寡黙な少年は、ただこう言った。

「ヤルデン・カルマール。一年生。僕は、多くを話す前に観察するほうが好きだ。でも、君の存在は……目につく」

ネスターは技能の言葉で話し、ザフィラは率直な挑戦の言葉で話し、ヤルデンは主に、自分が何へ気づくことを選ぶかによって語った。アレイラは、彼らが自分にとって何になるのかを決めなかった。ただ、もう一つの会話

が入る余地を作った。

正午までに、アカデミーは、石へ刻まれた階級制度というより、個々の選択が織りなす網のように感じられ始めていた。大きな音を立てて現れる繋がりもあれば、ほとんど名乗りさえしない繋がりもあった。

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