第21話:王女の決意と学園への扉(第7章・第3部)
さな肩掛け鞄には、ドナヒューの飾り気のない短剣、ジーヴァのリボン、ゲデオンの生存一覧、《聖なる洗
礼》の護符、そして北の村でもらった不揃いな二つの木の星を詰めた。
それらは隣り合わせると、ほとんど滑稽に見えた。だが一緒になれば、どんな肖像画よりも正確に、彼女が何を準備してきたかを物語っていた。
朝食は予想より騒がしかった。ゲデオンは旅行用の食料を点検し、要求した蜂蜜菓子の量が誰かに減らされていることを発見した。ジーヴァは最後の留め金をもう一度締めると言い張った。ドナヒューは護衛経路を何度も確
認し、ついにエリーが地図を折り、彼の皿の下へ置いた。
「この子は学校へ行くのだ」
王は言った。
「侵攻するのではない」
「準備は、どちらにも当てはまります」
ドナヒューは答えた。
オノラはほとんど話さなかった。食卓が許す限り、手はアレイラの手を包んでいた。
外では、宮殿の者たちが正式な列を作って待っていた。何年も出発を想像してきたが、儀式になるとその瞬間が妙に遠く感じられた。幼少期を形作ってくれた職員、衛兵、教師、治療師、魔導技師、庭師たちへ感謝を伝えた
。主任庭師が修復された温室から取った挿し木を差し出すと、近くに並べられた宝石の別れの贈り物より、さらに慎重に受け取った。
馬車の前で、エリーは見守る宮廷を気にせず彼女を抱きしめた。
「故郷は、もう一度勝ち取らなければならない褒美ではない」彼は言った。
「誇らしくても、迷っていても、成功していても、間違っていても――あるいはその四つすべてでも、帰ってこい」
次にオノラが抱きしめた。
「完璧な言葉が見つかる前に、手紙を書いてください」
アレイラは約束して馬車へ乗り、宮殿の門が開き始める間、片手を窓へ当てたままにした。
馬車は首都をゆっくり横切った。市民が大通りを囲んでいたが、旗の向こうで都市は普通の朝を続けていた。パン職人が鎧戸を上げる。道路清掃員たちが詰まった排水口について言い争う。地元の制服を着た
生徒たちは、王族の予言へ決して現れない授業へ急いでいた。
外市場の近くで、荷車が交差点の中で車輪を失った。行列が来る前に脇へ移動させようと、護衛たちが動いた。御者は積み重ねられたガラスの薬瓶を安定させようとしており、二人の衛兵が反対側から荷車へ手をかけようと
している。
「止めて」
アレイラは呼びかけた。
王室馬車は停止し、大通り全体を不便にした。誰かが問題を儀式へ変えるより先に、アレイラは降りた。御者の車軸は折れていた。荷車を直接持ち上げれば、薬瓶が通りへ傾いてしまう。
荷物がどう均衡を保っていたか、御者へ尋ねた。彼は補強された中央梁を示した。衛兵が外側の箱を降ろす間、アレイラはその下に細い金色の支えを形成した。近くの露店から車輪職人が仮留めのピンを持ってきた。数分後
、荷車は道端へ安全に立っていた。
薬が無事になってから初めて、御者は彼女が誰かに気づいた。跪こうとした。
「まず瓶を確認してください」
アレイラは言った。
一本にはひびが入っていたが、漏れてはいなかった。他の薬は予定どおり地区病院へ届く。
馬車へ戻ると、上級護衛が遅れを詫びた。
「アカデミーは、まだそこにあります」アレイラは答えた。
「薬は今朝、必要だったんです」
再び進み始めると、群衆の歓声が変化していることに気づいた。今では磨き上げられた声より、笑い声や壊れた車輪についての言葉が混じっている。出発は、王女が一つの壮大な舞台から別の舞台へ運ばれていくものではな
くなった。自分がいてもいなくても必要が生まれ続ける、生きた王国の中を進むことのように感じられた。
その理解は、故郷を離れることを簡単にすると同時に、さらに重大なものにした。
首都の城壁を越えると、道は緑の丘を上った。宮殿は数マイルにわたって見え続け、銀色の塔が朝日を受けていた。距離によって地平線上の明るい一本の線に変わるまで、アレイラは見つめ続けた。
そこでようやく、ゲデオンの一覧の下に隠されていた封筒を開いた。ドナヒューはこう書いていた。
武器を抜く前に、誰がすでに危険を理解しているかを尋ねろ。
ジーヴァは付け加えていた。
人々へ、自分の隣で何と戦うかを尋ねる前に、まず一緒に何かを作りなさい。
ゲデオンの文章が、紙面の大半を占めていた。
厨房を知ること。真夜中を過ぎてから動く階段を信用しないこと。そして、軽食が手に入る時でも、緊急事態は深刻であり得ると覚えておくこと。
最下部には、エリーとオノラが一緒にこう書いていた。
さらに完全なあなた自身になりなさい。私たちが送り出すのは、そのあなた一人だけ。そして帰ってきてほしいのも、そのあなた一人だけです。
アレイラは手紙を胸へ押し当てた。手首のリボンは、家族が持つ対の部分から微かな温もりを保っていた。それは皆の安全を証明できるほど強くない。だが距離が絆を消していないと思い出させるには、十分だった。
護衛隊長が、入学予定者数名の肖像と政治的概要を収めた書類を差し出した。アレイラは受け取ったが、閉じたままにした。
「準備なさらないのですか?」
隊長は尋ねた。
「します」
彼女は言った。
「でも、その人たちの最初の言葉は、その人たち自身のものにしたいんです」
午後遅く、道は高い尾根へ達した。その遥か向こうで、雲の帯を突き抜けて尖塔が立ち、塔と塔を結ぶ橋が、空へ引かれた線のように閃いていた。グランド・アルカナム・アカデミーはまだ何時間も先にあり、未知でいられ
るほど遠く、現実だと感じられるほど近かった。
アレイラは肩掛け鞄の木の星へ触れ、前を見た。宮殿は離れた。だが宮殿が教えてくれた人間を、置き
去りにはしていなかった。




