第8話 出発
更新遅れました……申し訳ないです。
本日は2~3話投稿です。よろしくお願いします。
「よーっし!暗夜の月、結成だーっ!!」
「君たち、はしゃぐのは後にしてドゥームさんのことをよろしく頼むぞ。」
「はい……すみませんでした」
リムルが急に静かになった。その様子を見てドゥームさんが
「はっはっはっ!私は楽しくやってもらえれば1番ですよ!」とフォローしてくれた。
「ところで、今回はなぜ護衛を頼まれたのですか?」
俺が聞くとドゥームさんが答えてくれた。
「実はですな、最近賊に追われることが多くなりまして……しかも今日はうちの店の大切な品物を運ぶのでどうしても不安になりましてな……」
なるほど。確かに不安になるのも分かるな。
「そういう事でしたか。教えて頂きありがとうございます」
「いえいえ。折角守って頂くのに理由も教えないなどという無作法は働けませんからな」
ドゥームさんがそう言った時、同乗する商人の人が
荷物の準備完了しました、と言ってきた。
「ふむ、ありがとう。どうやらそろそろ時間のようです。皆さんよろしくお願いしますね」
……ん?皆さん?他に誰かいるのか?
「すみません。他にどなたかいらっしゃるのですか」
「はい。あの町に行きたいという冒険者さんが他に3名いらっしゃいますので、護衛をしてもらうお礼に乗ってもらっているのですよ。」
「へぇ、そうなんですね。」
「はい。あ、噂をすれば。あの方々です。」
そう言うとドゥームさんはギルドの扉の近くにいる3人を指さした。
俺はその人たちのところに行き、挨拶をすることにした。
「おはようございます。今日、同じ馬車で護衛をします、ラントです。」
「あ、どうも。マークです……え!?あなたってもしかして……一撃のラントさんですか!?」
なにその二つ名!?俺も初めて聞いたよ!?
「ん?どうしたのマーク?」
俺たちが別の意味で驚いていると、横から女の人が入ってきた。
「こ、この人は昨日登録したばかりなのにどんな敵でも一撃で倒す一撃のラントさんだよ!」
「え、ええっ!?い、一撃のラントさん!?ど、どうも私ミールと言います!よろしくお願いします!」
そう言うとミールさんはカードを見せてきた。
そのカードには、C等級と書いてあった。
「あ、ぼ、僕もこれ……」
マークさんも同じようにカードを見せてきた。
そのカードには、ミールさんと同じくC等級と書いてあった。
なるほど。俺たちみたいに幼馴染ってとこかな。
「おい!お前らそんな所で何してんだよ!あっちに剣聖リムルさんがいるぞ!」
そう言って近づいてきたのは、マークたちと幼馴染らしい男だった。
「それより!ここにも一撃のラントさんもいるんだぜ!しかも、俺たちと同じ馬車で護衛をするみたいなんだ!」
マークがそう言って胸を張る。すると、男は何故か
お、おう……と言って俺からも距離をとった。
「あ、どうもラントです。今日はよろしくお願いします」
と言って俺が近づいていくと、何故かほっとしたように俺に話しかけてきた。
「俺はトールと言います。よろしくお願いします。
あ、俺のカードです。」
そう言うとトールさんはカードを見せてきた。
うん。やっぱりトールさんもC等級だった。
幼馴染で組んだパーティーだという予想が確信に変わった。
「幼馴染でパーティー組んでるんですか」
「は、はい。俺たちは『永遠の親友』という名前で活動しています。」
「へえ……永遠の親友、か。俺にはそんなのいないな……」
「何言ってるのよ!私がいるじゃない!あ、どうもリムルです。よろしくね!」
おっと、こいつがいたな。
「り、リムルさん!?何故ここに……」
「ああ。それはね、あなたたちもあの馬車に乗るんでしょ?私たち、『暗夜の月』も同乗するの!よろしくね!」
「り、リムルさんとラントさんってパーティー組んでるんですか!?」
「男女二人のパーティー。もちろん何も起きないはずもなく……」
ん?どういう意味なんだろう?ミールさんって変なのかな?
あ、リムルの顔が赤くなってる。そんなに暑いか?
「そ、そんなことないわよ!そ、そろそろみたいよ!早く乗るわよ!」
あ、そうなんだ。早く行かないと。
「じゃあ、ギルド長、カヌラさん。また来ますね」
「ああ。何かあったらまた戻ってくるんだぞ」
「ええ。私たちギルドはいつでも大歓迎ですよ」
「それでは。発車しますね」
「「「「「はい!!」」」」」
俺たちはたくさんの人達に見送られながら町を出た。
俺は思ってもみなかった。この先、とんでもない困難が待ち受けていることを……!
【最後に】
ここまで読んでいただいてありがとうございます!
面白い!続きが読みたい!と思って頂けたら、
是非ブックマーク登録、感想よろしくお願いします!
また下の☆☆☆☆☆を★★★★★に変えて頂ければ嬉しいです!この作品を皆さんの力で上に押し上げてください!
それでは、また次回に!




