↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
3/4

第参話 二人の始まり


「さぁ、話は終わりだ。行こうか」

「どこに?」

「魔術師だけが住む世界、魔法界だよ」


「どうやって行くんだ?」

「こうやってだよ」

男はローブの内ポケットから《あるもの》を取り出した

ひじから指先くらいの長さ、白い大理石のようなもので作られていた、その周りを龍がとぐろを巻きながら動いている、持ち手のところには同じ素材で作られているであろうメビウスの輪がくっついていた。

「杖だ」

男はそれを地に向けた。陣が張られていく、そして、唱えた

「テレポート」

まぶしい光が眼を傷つけるかと思った。


しばらくすると光が止んだ

眼を開けた。和風の家だ。ふすま、たたみ、座布団、おしいれ。

「おっと少しミスったかな?」

「こっちにこい」

いわれた通りについていく、ついたのは玄関だ

「靴を脱げ」

いわれて気づいた、急いで脱いだ

「ふう」

男がため息を吐いた、すると立ち上がってどこかに歩いて行った。呆然とする俺に男は言った

「なにしてるんだ?早くついてこい」

「わ、わかってる」

少し焦ってついて行った。着いたのはキッチンだ。不思議だ、すべてが大理石でできていた。

さっきは和風の建築だったのにつぎは洋風建築だ。

「そこに座れ」

言われるがままに椅子を引いてすわった

「お前なにが食べたい?」

その瞬間自覚した 腹がすいて死にそうだ

頭に浮かんだ食べ物を勝手に言った

「ハンバーガー」


四人用の広めのテーブルに二人で座ってお互い無言でハンバーガーにかぶりついていた

このまま無言の時間が続くのか…少し気まずく思っていたタイミングで男から話を始めた

「お前なんで…」

「どうした」

質問の内容が知りたかったから聞いた

「そういえば、互いに名前を知らないな」

確かにと思った。このままでは話しにくいのもあったから癪だが名前を教えた

「俺の名前は神楽坂暁星、12歳だ」

「珍しい名前だな」

「まあな」

すこし嬉しかった

「僕はソラ・ヴェルナーテだ」

「よろしく」

軽く握手をかわした

「さっきの質問の続きだが、お前両親はいるか?」

なんでそんなことを聞くのかわからなかったが答えた

「いないよ」

「二人ともか?」

「ああ」

「事故か?」

「いや、父さんは行方不明で母さんは溺死だ」

「そうか、すまないな」

「いや、別に、今までいろんな人に話したことがあるし、いいよ。それより、なんで?」

「もしいるなら、いちいち人間界に返さないといけなかったからな」

「返す?」

どういうことだ?

おとk...ヴェルナーテはハンバーグを包んでいた袋をすててこっちに手をのばした

「ん」

「なに?」

「ハンバーガーのごみ」

「ああ」

といってハンバーガーのごみを渡した、そして、それをヴェルナーテはごみ箱に捨てる

「こっちについてこい」

ヴェルナーテの後ろをついていく着いたのは変な部屋だ

日本でいうと明治時代初期のレトロでありモダンな建築、あっちこっちに本が散らかっている。

奥には一つの机があり、真ん中には机と大きめのソファー二つが置いてあった

ヴェルナーテは奥のソファーに腰かけていった

「座れ」

俺は手前のソファーに座った

そして、ヴェルナーテは、いやソラ・ヴェルナーテはいった

「単刀直入に言う、暁星、僕の弟子になれ」

理解するのに時間がかかった、そして、出た言葉がこれだった

「はぁ?何言ってんだお前」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。