エルフの里
「誰だ貴様!」
なぜか僕は弓を構えているエルフたちに囲まれていた。
「え?」
「聞いて!これは、、、」
ソフィーが僕のことを庇ってくれる。
「ソフィーネ様…。取り敢えず一度この人族は拘束させてもらいます」
囲んだエルフの隊長らしき人がソフィーに申し出る。
「え、僕捕まるの?」
「大丈夫。私がすぐに出すから少しだけまっていて!」
「わかった」
僕は、牢獄に連れ出される。牢獄には何部屋もあるが、捕まっている者はゼロだ。よっぽどこの里の治安はいいのだろう。
「あのーすみません。僕って何か悪いことでましたか?」
「…………」
「何か話してくれません?何もしてないで檻に入れられるのはおかしくないですか?」
「ここがお前の部屋だ。ここで大人しくしていろ」
どうやらここが僕の部屋らしい。内装はとてもボロボロで、カビも生えている。あまり住みたくはない。
「分かりました」
さっき手に腕輪のような物が付けられた。一体これはなんなのだろうか。
さっきまで、頑張ってこの里に行っていたため、体がヘトヘトだ。取り敢えず寝よう。
「おい。飯だ起きろ!」
「は、はい」
まあそんな時間が経っていたのか
急いで寝ていたベッドから体を起こし、監視のエルフから夜ご飯をもらう。檻のご飯なのに美味しかった。また、ご飯の中には今日ソフィーが作ってくれたシチューがあったが、さっきのと比べると圧倒的にソフィーが作ってくれた方が美味しかった。
ご飯を食べ終わると、皿やスプーンやフォークを返した。
その後は何もすることがない。さっき長めの昼寝をしたためか、眠くない。
「せっかくだし魔法の訓練をするか」
火の玉を出す。でも、違和感を感じる。
「何かおかしいな」
直後、火の玉が消える。
「え?」
やはり何かがおかしい。まさか。
急いで身体強化を使えるか確認する。どうやら使えない。
「まさか、、、」
魔力が一切使え無くなってしまった。




