大森林2
大森林に入ってから二時間ほど経ち、お腹が空いてきた。そろそろ昼の時間だ。
「お腹すいたねー」
「そうね、じゃあお昼にしますか!」
「やったー!」
何を作ってくれるのか気になる。
「具体的には何を作るの?」
「さっき、魔狼を闇鞄に入れたでしょ?」
「あー、ソフィーか持っといてって言ってたね」
「それが昼ごはんよ」
「おー」
魔狼を食べるのか、食べたくはないが、オークのように意外と美味しいのかもしれない
「じゃあ、魔狼を解体しておいて。私は鍋の準備をするわ」
「わかった」
解体は少し前にソフィーから役に立つからと言うことで、教わった。前はオークだったが、多分いけるだろう。
「解体終わったよー!」
「ありがとう。お肉はそこに置いといて」
僕は魔狼の肉をシートの上に置く。
数分後
「できたわよー!」
「どれどれ、、、」
ソフィーが作ってくれた料理を見る。見た目はシチューのようでとても美味しそうだ。
「美味しそうだね」
「でしょ?一応得意料理なの!」
「いただきまーす!」
シチューを一口食べる。具材は、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、魔狼の肉だ。魔狼の肉はまるで鶏肉のようで、前の世界で食べたシチューの味と似ている。
「おいしいね!」
「でしょ?おかわりはたくさんあるからジャンジャン食べてね」
「オッケー」
どんどん食べる。気がつくと、全部食べていた。
「美味しかった!」
前の世界のシチューのような味を堪能できて満足だ。おかげでお腹いっぱいになって動きづらい。
「たくさん食べたね」
「そりゃ、美味しいからね」
「ありがとう。また作るね!」
皿や、鍋を片付けて休憩をしてからエルフの里に再び向かう。
「どれぐらい進んだの?」
「うーんとね、大体4番の3ぐらいね。前は迷子になって大変だったけど、今回は2回目だし、ハルカが戦闘を大体してくれるから思った以上に順調よ!」
「じゃあ、後一時間ぐらいか」
どうして、たった三、四時間で着くのにエルフの里は人族には全然見つからないのか、気になる。
「どうして、エルフの里は案外近いのに、人族に全然見つからないの?」
「それは、お楽しみ」
「とても気になるな」
敵感知に何かが引っかかる。どうやら、大きい反応が一つと、普通の反応が四つある。
「この先に何かいるね」
「気づいていた?大きい反応があって危ないから、避けて通りましょう」
「そうだね」
僕は大きい反応を避けて通ろうとした時、女の人の声が聞こえた。
「助けてぇぇぇ!」
声が聞こえた瞬間、急いでそっちにいく。
「あ、まって!」
「人を見殺しにすることはできない!」
声の聞こえた方に行くと、魔狼が四体いて、女の人が襲われている。
不意打ちで、一体殺す。その後に、火の玉で三体をそれぞれ殺す。人が近くにいるため、火炎で一気に殺さなかった。
「大丈夫ですか?」
見える敵は殺したが、大きい反応が見えない。どう言うことだろうか。
「ありがとうございます」
「無事でよかったです」
違和感がある。重大な何かだ。
「ハルカ。危ない!」
後ろからソフィーの声が聞こえた。




