会議
宿屋で話すことにしたが、ご飯を食べる場所は人が混んでいたため、夜ご飯を先に食べて、後で僕の部屋で話すことにした。
コンコンと扉から音が鳴る。
「入るね」
「どうぞー」
ソフィーが開けて自分の部屋に入ってくる。ソフィーは着替えて来た。わざわざなんで着替えてきたのだろうか。汗なんて書いてなかったのに。そして、何かソワソワしている。どうしたのだろうか。
「ベッドに座ってね」
「あ、ありがとう」
ソフィーはベッドに座らせ、僕は自分が用意した椅子に腰をかける。
「ごめんね、お茶とかなくて」
「いいよ、全然気にしなくて」
「じゃあ、話の続きをしようか」
「うん」
僕は、シェイテナブル国で襲撃が起きたことと、襲撃で魔王が復活したことがわかったことを話した。
「つまり、魔王が復活してことで、シェイテナブル国で襲撃が起きたのね。魔王が復活したら最初に襲う場所はシェイテナブル国でしょうね」
「何で?」
「そりゃあ、魔王城から近いし、光の勇者がいるものね。光の勇者が力をつけたら大変だもの」
「待って、シェイテナブルって魔王城から近いの?」
「ええ、魔王城から、一週間も歩けばシェイテナブル国よ。」
そうだったのか。今まで知らなかった。
「そして、何で私たちは魔王が復活したことを知らなかったのか。これは簡単ね。この国からシェイテナブル国まで何ヶ月もかかる距離だもの。多分まだ情報が届いてないのね」
「あ、そっか。盲点だったよ」
「このことは重要よ。みんなに知らせないと」
「でも、信じてもらえるかな?」
「多分信じてもらえないね。確実に子供の戯言とされる」
「じゃあ、言わなきゃいいじゃん」
「それは絶対にダメ。気付かぬうちに魔物がこの国まで滅ぼそうとくる可能性があるからね」
「じゃあ、情報が来るまで待てと?」
「それじゃ遅い。あの人に相談するべきね」
「あの人?」
誰だろうか。
「エルフの里に行きましょう!あそこにはハルカの言葉を信じてくれる人がいるかも」
「え、えええええ!」
いきなり急すぎないか?




