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 僕は今日初めてスキルを取得した。スキルを取得したか念の為確認するためにギルドで鑑定石を使いに行く。


「そういえば、なんでソフィーは大森林から出てきたの?エルフはほとんど大森林にいるらしいけど」


 僕はギルドに行く途中に聞く。


「それ、聞く?」


 もしかしてまずかったか?聞いちゃダメな話か?


「あ、ごめん。デリカシーがなかったね」

「いや、ただ大森林から出て旅で色んなものを見たかったからね。ハルカは?」

「僕は、強くなるためだね」

「そんなに強くなってどうするの?」


 確かに、これ以上強くなってどうするのだろうか。

一番マシな答えをいう。


「うーん、身を守るためかな。ほら、最近魔王が復活したらしいじゃん。だから…」

「え?」


 ソフィーは驚いた顔をしている。何かまずいことを言ったか?


「どうしたの?」

「魔王って復活したの?」

「え、うんもちろん。知らなかったの?シェイテナブルでは大々的に公表されてたけど」

「この国のみんなそのことを知らないわよ?」

「えー、なんでだろ?」

「取り敢えず、その話は後にしましょう」


 ギルドに着く。そして、受付の人に魔物の報酬をもらう。


「あのー。すみません」

「はい。どうしましたか?」

「鑑定石を使ってもいいですか?」

「もちろんいいですよ。少しお待ちください」


 受付の人が鑑定石をカウンターに出す。


「どうぞ」

「ありがとうございます」


 鑑定石に手を出す。自分のステータスが書いてある。上から魔力、筋力、魔法防御力などがある。ダンジョンで経験値稼ぎをしたおかげで今は32レベルになっている。


 下のスキルの欄を見る。そこには敵感知のスキルがあった。


「よし!」


 思わず声を出してしまう。その姿を受付の人に見られる。恥ずかしい。


 すぐに鑑定石を返してソフィーと話す。


「その反応だとちゃんとあったようね」

「うん、よかったよ」

「そういえば、ハルカのレベルはいくつ?」

「32レベだよ」

「32レベルなの?!最近この世界に来たばっかなのに私と同じぐらい、、、」

「もうこの世界に来て半年も経っているからね」

「半年で32レベルなんて、私も追い抜かれないように頑張らないと!」

「ソフィーは何ランク冒険者なの?」

「一応Dよ。大森林にいる時も魔物を倒していたからこんなものよ。ハルカは?」

「一応、Bランク」

「凄い!私なんかと比べちゃ悪いわね」

「いや、ソフィーもすごいよ」

「そう?ありがとう」


 適当に褒めればなんとか機嫌を直してくれるタイプだった。


「そういえば、一番大事な話があるじゃない」

「ん?」

「魔王の話よ!」


 ソフィーが大きな声で魔王と口に出したおかげで注目を集めた。


「場所を変えて話そう。ね?ね?」

「わかった」


 宿屋で話すことにした。

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