パーティ
次の日、ベッドから出て、下の階に行く。宿屋のおばちゃんは朝ごはんを用意していた。
「あら、おはよう」
「おはようございます」
「ハルカ、おはよう」
「うん?おはよう」
ソフィーが座っている。どうやら僕が来るまで宿屋のおばちゃんと話してたようだ。それに、いきなり呼び捨てで驚いた。昨日まではさん付けだったから。でも、こっちの方が話しやすいからいい。
「いきなり呼び捨てで驚いたよ」
僕はソフィーが座っている横の席に座る
「駄目?」
「いや、もちろんいいよ。そっちの方が話しやすいからね」
「ならよかった。私、今日もギルドでお金を稼ごうとしているんだけど、一人じゃ不安なの。だからパーティをくまない?もちろん、無理強いはしないわよ」
「もちろん。ソフィーは友達だし、昨日みたいなことがあるかもしれないからね」
「ありがとう!」
ソフィーは喜んでいた。
朝ごはんを食べた後に僕達はギルドに行く。パーティを組むにはギルドで手続きをする必要があるそうだ。
「この二人でパーティを組むんですね。パーティ名はどうしますか?」
「えーと、」
パーティ名なんて考えてなかった。
少し考える。
「一旦考えて、後から決めてもいいですか?」
「それはもちろんいいですよ」
結局何も思いつかなかった。
「ごめんなさい。私、何もパーティ名なんて考えてなかった」
「別に後から決めればいいから大丈夫だよ」
パーティに入っていることでいいことがあるため、僕はそれが目的だから問題は全くない。
例えば、自分の冒険者ランクの一つ上のランクの依頼を受けることができる。そして、街の武器屋などが色々お得になるのだ。
僕はいざという時のためにお金を貯めているため、これはありがたい。
僕達は魔物狩りに行く。
目的は、お互いの使える魔法などを教えることだ。教えることによって戦略などが組み込める。
「私は、回復魔法が上級で、風魔法も上級よ」
「どっちも上級か、すごいね」
「ありがとう。でもね、それだけしか使えないから、回復魔法で後ろから援護することしか出来無さそうよ」
「それだけでも十分だよ。風魔法の上級はどんなもの?」
「風魔法の上級の名前は風の刃。名前の通り、風の刃を放つことができるわ。発射速度が速いのはいいんだけど、撃つ前に手を振り上げる必要があるから、いつ来るのか分かりやすいの」
「じゃあ、熟練度を上げるのは?」
「上級魔法になると、熟練度はなかなか上がらないの」
「そうなのか。今までに中級魔法しかなかったから気づかなかったよ」
「あとね、わたしが持っているスキルは、敵感知と魔力消費量ダウンね」
「敵感知と魔力消費量ダウンか。結構当たりのスキルだね」
「魔力消費量ダウンが私の元々持っていたスキル。で、敵感知は頑張って使えるようになったわ」
「敵感知かー。羨ましいな」
「敵感知なら、使えるようになる方法があるけど、やる?」




