エルフ
野宿するしかないのだろうか。
いや、今日野宿したってお金は増えない。稼ぐしかない!あ、ギルドがあったんだった。
僕はギルドに行く。この街のギルドは前のギルドよりも小さいが、依頼はちゃんとある。
ちょうどいい依頼を探す。
「あ、あった」
見つけたのは魔物の討伐で、ゴブリンキングの討伐だ。最近、ゴブリンキングがこの辺りに現れて、困っているらしい。ゴブリンキングならやりなれているため、行ける。
「すみません。この依頼受けます」
「はい。分かりました。この依頼は推奨ランクはCランクですが大丈夫ですか?」
「はい。大丈夫です」
街を出てゴブリンキングを探す。
受付の人が言うには、平原のどこかにいるらしい。平原のどこかって簡単に言うけど、広いんだよなぁ。
僕は空中歩行で、空中から見渡す。たまに魔物が居るが、ゴブリンキングはいない。ゴブリンキングは集団で行動するため、遠くからでも分かりやすい。
数分後。
「ん?」
明らかに魔法の音がする。風魔法だ。
僕は音のする方向に行く。すると、ゴブリンキングの集団がいた。集団は誰かと戦っている。よく見ると、耳が尖っている。エルフだ。
僕は地上におり、様子見をする。冒険者の間で獲物を横取りするのはマナー違反だからな。
エルフは風魔法を使っていて、空中歩行で上から他の風魔法で攻撃するしているようだ。見るからに、僕が使っている風魔法よりも強い。だが、ゴブリンキングは魔法を使い、エルフに当てる。
「あ、」
エルフは、空中から落ちる。僕は落ちる寸前で、エルフを転移させて、僕が受け止める。
「大丈夫ですか?」
「あなたは?」
「通りすがりの冒険者です」
受け止めたエルフをそっと地面に置く。
「あとは任せてください」
ゴブリンキングの集団は獲物を取られて、おこっているようだ。
エルフのおかげでハイゴブリンは少しだけだ。
ゴブリンキングがこっちに来て、持っている武器を振り上げる。
僕はそれを避けて、火炎を撃つ。前までは発動する前に塞がれたが、今は塞がれる前に撃てる。
「アチィ!」
僕はゴブリンキングがら慌てている間に濃霧を発動して、周りにいるハイゴブリンを一匹ずつ倒していく。ハイゴブリンを全部倒した後に濃霧を解除する。
ゴブリンキングが見えた瞬間に転移で後ろにまわって、不意打ちをする。念の為もう一発やる。ゴブリンキングは倒れた。
僕はエルフの元に行く。
「大丈夫ですか?」
「ありがとうございます」




