旅
「ふっ、おめでとう君の勝ちだ」
「やったぁぁ!」
アーヤ師匠に勝てた嬉しい。
「どうして、私が後ろに来ることをわかっていたんだい?」
「火の玉が当たった時に、いつも魔物に当ててる時の音と違うなと思ったんですよ。それで当てた後に僕が油断した隙に攻撃する作戦でしたんですよね?」
「流石だね。これで安心だよ」
「安心?どう言うことですか?」
「君に旅をさせようとね」
「まさか、魔王討伐の旅ですか?!」
「そんなわけないじゃないか。君に一度旅をして世界をより知ってもらいたくてね」
「ちなみに僕一人ですか?」
「もちろんさ。君は一人で旅をするんだ。全く強くなってなかったら怒るからね。最低でも三年は旅に行くこと」
「三年?!多いですね」
「まあ、頑張って強くなってきたね」
「はい、頑張ります」
「一度家に帰って旅の準備をするよ」
「はい」
ほとんど何も知らない異世界で一人旅なんてワクワクするな。でも、いきなりすぎて驚いた。
家で旅の準備をする。今まで使っていた部屋はこれでおさらばだ。荷物は全部闇鞄に入れる。
「さらば。僕の部屋」
玄関に行く。アーヤ師匠とルージュがいた。
「ハルカ。いきなりで驚いたわね、旅で強くなってきたね」
「ずいぶんあっさりだね」
「ルージュは昨日、ハルカを旅立たせることを言ったら、泣いてたよ」
「お、お母さん!」
「そうなんですか」
ルージュともお別れか。寂しい。ルージュのことは姉みたいな存在だった。
「今までありがとう。ルージュ」
「こちらこそ。友達になってくれてありがとう。今まで楽しかったわ」
アーヤ師匠が言うには、転移でとあるところまで送ってくれるらしい。その場所の地図ももらっている。
「じゃあ行こうか」
アーヤ師匠が闇穴を開ける。
「今までありがとうございました」
「こちらこそ。楽しかったよ」
僕は闇穴に入る。
「頑張れ。さあルージュ行こう」
「わかってるわ。お母さん」
転移した先は平原だった。右には森がある。そして、目の前には道がある
「ここは?」
僕は地図を出す。右の森と前の道のおかげで大体の方角がわかった。取り敢えず、街のある方角にいく。
「それにしても自由か。ワクワクしてきた!」
僕は少し走る。街までの距離は分からないが、夕暮れまでには戻りたい。
道中に、馬車が見える。誰かが魔物と戦っている。加勢すべきだろう
魔物はただのゴブリンだった。苦戦しているようなので火の玉で、援護した。
助けたため、お礼をされた。
「ありがとうございます。旅の方ですか?」
「ええ、まあはい」
「どこからですか?」
「ええと、確かシェイテナブル国ですね」
「シェイテナブルですか?随分遠いですね」
「そもそもここってどこですか?」
「森の国ですよ。まさか知らずにきたんですか?」
「森の国ですか?!」
森の国は確か、シェイテナブル国の真反対にある国だ。簡単に言うと、日本とブラジルのように地球の間反対だ。
どうやら、ものすごい遠いところに来たらしい。
ついに第一章が終わりました。城崎ユイトです。これからも、毎日投稿は続けるので応援よろしくお願いします。




