ゴブリンキング2
僕とクリフは協力をする。
「クリフ、何が使える?」
「俺は、初級魔法なら、全部使えるし、身体強化もある程度は使える。だが、火の玉しか、無詠唱は使えない。ハルカは?」
「僕は初級魔法を無詠唱で全部使えて、一部の中級魔法を使える。身体強化も、結構使える」
「わかった。Bランクってことは、単独でゴブリンキングを倒せるだろ?俺は後ろにいる奴らと時間を稼ぐ。その隙に倒してこい!こっちは余裕だ!」
「分かった!」
僕は真っ先に転移でゴブリンキングのところに行く。
ゴブリンキングは防具を付けている。そして、周りに何匹かのハイゴブリンが集まる。
「オマエ、ツヨイ?」
ゴブリンキングが口を開く。このキングゴブリンは始まりのダンジョンのゴブリンキングよりも、会話能力が劣っている。人類語がカタコトだ。
「少なくとも、数回もゴブリンキングを倒しているんでね」
ダンジョンで何度も周回をしているため、ゴブリンキングとの対戦は慣れている。
僕は空中歩行でゴブリンキングたちの攻撃範囲外の宙に浮く。
「オマエバカナノカ?ウテェー!」
ゴブリンキングが指示をしたのか、魔法使いのハイゴブリン達が、一斉に攻撃をしてくる。即興の攻撃のため、中級魔法が飛んでくる事がなかった。
僕はハイゴブリン達の攻撃を闇穴で吸収して、はね返す。ゴブリンキングは、味方を盾にしたが、少し傷を負っている。魔法使いのハイゴブリン達はほとんどが全滅している。
「お前らがバカなんだよ」
「チィッ、ヤクタタズタチガ!」
僕は引き続き、空中から攻撃をする。だが、ほとんどの攻撃が避けられる。また、当てても、あまりダメージが通らない。どうやらあの防具は、魔法耐性があるらしい。
拉致が空かないので、降りる。
「なんでお前らは襲撃を仕掛けているんだ?」
「マオウサマノタメダ」
「まさか、魔王が復活するのか?!」
「ソウダ。マオウサマガモウジキフッカツスル」
このゴブリンキングは、重要そうな情報をべらべら話してくれる。
「なんでそんな重要そうな情報をべらべら話してくれるんだよ?」
「ドウセ、オマエハココデシヌンダ」
ずいぶん自信がある様子だ。
ゴブリンキングが急に攻撃をしてきた。
「シネェェ!」
攻撃を受け止める。攻撃が重い。そして速い。さっき僕が宙にいた時に魔法を使わなかったのはこいつは魔法が使えないからだろう。つまり、物理特化の脳筋だ。
「バカナ、オマエマホウツカイナンダロ?!」
「残念。僕は魔法も剣も使えるぜ」
ダンジョンのゴブリンキングの速度を1とするならこいつは1.5だ。しかし、僕は毎日、剣の稽古をしているためコイツよりも最高速度は速い。つまり、僕が有利だ。
ゴブリンキングは、今の速度が本気らしく、必死に攻撃をしてくる。僕はそれらを受け止める。
「クソガァァァ」
ゴブリンキングが大振りをしてくる。僕はその隙に魔法の準備をする。
「うるせえよ」
僕はゴブリンキングに電撃を使い、体を麻痺させる。
「じゃあ、死ね」
ゴブリンキングの首に向けて、剣を振り上げて、切る。しかし、致命傷にはならなかった。
「ザンネンダッタナ」
「面倒臭いな」
ゴブリンキングは立ち上がり、体勢を立ち直す。近くにいる。ハイゴブリンが一瞬で回復魔法を使った。
ゴブリンキングの傷がすぐに治る。
「ダイニラウンドニシヨウジャナイカ」
「こっちから行く」
僕は身体強化をMAXにする。現在では、訓練のおかげで二百倍ほどにも高くなる。最も、そのほとんどが筋トレのおかげなのだが、
ゴブリンキングなら突っ込む。僕は連続で攻撃を叩き込む。少しずつ、ゴブリンキングなら傷が僕の甲賀により増えていく。
後ろから魔法使いのハイゴブリンがコッソリ、僕に対して中級魔法を使う。
「分かってるぜ」
僕は闇穴で吸収し、ゴブリンキングにはね返す。
「グォ!」
体勢を崩す。その隙に何連撃も首に対して攻撃を放つ。
死んだ。ゴブリンキングは強かった。最も、はね返しを使ってればよかったけど、気分転換に使わなかった。まあ、魔法ははね返したんですけどね。
その後、後ろにいる。ハイゴブリン達を蹴散らす。
後ろら辺は数が少ないので、余裕だった。




