モンスターの襲撃
僕は急いでギルドに行く。そのには、何百人もの人たちがいた。その中には、ガルスさんがいる。
「ガルスさん!」
「お、ハルカか、」
「お前は、、、」
ガルスさんと一緒にいる人もいる。よく見ると、その人は前に会った事がある、ガルスさんの弟子のグリフだった。
「ええと、こんにちは、、」
「フンッ」
無視された。まあ、嫌われていると思っていたが。
「皆さん!ギルドマスターがお話をするそうです。静かにしてください!」
ヘイヴンさんが冒険者達の向く方向に現れる。
「皆さん、今現在知っての通り、モンスターの集団が現れました。闇の勇者は現在、この街にはいません。あなた達だけが頼りです。無論、私も戦闘に参加します。是非協力して、モンスターの集団を退けましょう。」
「皆さん今ギルドマスターが話した通り、モンスターの集団がやってきています。集団は全部で四つ。北、東、西、南の四方向から来ています。Bランク冒険者以上の方は、私たちの言った通りの場所で戦ってください。」
僕が指定された場所は南だった。街の南門へ出る。この門は今まで使っていなかった。いつもは北門を使っている。だが、北門も南門も違いはほとんどないため、ぱっと見じゃわからない。
「ゲッ、なんでお前が、」
「?」
声がかけられた場所を見ると、グリフがいた。
「ええと、よろしくお願いします。お互い頑張りましょう」
「……」
今度は一言も話さずに無視された。
「お前が最速でBランクになったハルカってやつか。頼もしいぜよろしく」
「よろしくな」
「よろしかお願いします」
他の人は優しそうでよかった。最近は悪評が少なくなってきている。
「お、おい、あれをみろ!」
誰かが指した方向を見ると、大量のモンスター達がいた。ほとんどはゴブリンで、たまにオークがある程度だ。
「いくぞー!」
一人の冒険者が先陣を切った。すると、周りの冒険者もモンスターに突っ込んで行った。僕は周りよりも少し遅く行く。
最初に突っ込んだ人が戦闘を始める。僕は邪魔をしないように後方から、魔法で援護をする。
僕達南グループは約三十人で構成されている。ほとんどはCランクか、Dランク冒険者だ。だが、相手はゴブリンのため、あんまり苦戦はしていない。
「オークが来たぞー!」
「チィッ、しょうがねえな」
クリフが、オークを相手にする。さすがガルスさんの弟子だ。一瞬で倒してしまう。
このままだと不安なので、僕も一応前線に出る。魔法を使うよりも、身体強化を使って、剣で攻撃する方が、速いし、魔力のコスパもいい。
「あいつ速いぞ!」
僕の戦いを見た冒険者は負けじと、ゴブリン達を倒しに行ってる。
数分後…
僕達は、順調にゴブリンを倒しているが、あんまり減っている気がしない。
「お、おい、あれ、、」
「どうしましたか?」
今度は後ろからハイゴブリンの集団が、集まってきた。後ろにはゴブリンキングもいる。
「うそ、だろ、」
冒険者の一人が絶望している。
ハイゴブリンはゴブリンも何倍も強い。それが何十体も集団でだ。Dランク冒険者は絶対に無理だ。
約三分の一の冒険者がら逃げる。その大半はDランク冒険者だ。
絶望している暇はない。僕は火炎を何発も撃ち、遠距離から攻撃をする。しかし、あまり減らない。
「クソがー!」
やけになった一人の冒険者が集団に突っ込む。だが、すぐに囲まれて、袋叩きにされて、殺される。
僕は色々な解決策を考える。もしここで引いたら、街の人々が危険な目に遭う。それだけは絶対に避けなければならない。
「何してんだよ!」
僕は頬を殴られる。殴った相手はグリフだった。
「何すんだよ!」
「お前は仮にもBランク冒険者なんだろ?このグループで一番強いのはお前なんだ。一番強いやつがビビってどうすんだよ!」
「それは、、、」
「じゃあ、お前は逃げろ。俺は逃げない。戦う。師匠に絶対この街は守れと言われたんだ」
その言葉が心に刺さる。
「はあー、僕も手伝う。」
「わかったぜ。ハルカ。」
グリフは初めて僕に笑顔を見せる。
「行くぞ。グリフ!」
「おう!」




