ギルドマスター
「はい?」
めっちゃ驚いている。
「少し待っててください。上の者を呼んでくるので」
「はい?」
不正を疑われているのか?
周りを見ると、いつの間にか辺が静かになっている。
「ま、そりゃそうだろうな」
ガルスさんが口を開く。
「みんな驚いていますよね」
「冒険者を始めて単独でダンジョンを攻略したのが今までで一番早いもんな。お前は冒険者を初めて何日だ?」
「二、三ヶ月ぐらいですかね、、、」
「前までは、お前の師匠が一番速くて、五ヶ月だ。」
「え、じゃあ師匠なかったんですか?!」
「まあな、その前は俺が一番早くて、一年だったな」
「じゃあなんで、僕よりも強い光の勇者は僕よりも遅いんですか?」
「そもそもな、ダンジョンは一人で攻略する者じゃないんだよ。国が貴重な光の勇者を一人だけでダンジョンに行かせると思うか?」
「確かにそうですね、、」
「一人だと、一度ミスったら終わりだもんな。だからみんな恐れてパーティを組むんだよ」
「大体わかりました」
受付の人が戻ってくる。後ろには偉そうなひとがいた。
「こちらはここのギルドマスターであるヘイヴン様です」
「こんにちは」
「ほう、君が」
七十代ほどの体であり、白髪で、筋肉はあんまりなさそうだ。正直に言うとあまり強そうには見えない。
「いま、君私のことをあまり強くなさそうだなと思っただろう?」
「へ?」
「実は私には、心を読むスキルがあるんだ。だから君の考えていることは手に取るようにわかるよ」
「それでなんであなたがここにいるんですか?」
「最速で単独ダンジョン攻略した人を見たいだけだよ。それに、君はうそをついていないからね」
何か問題があったわけではないし良かった。
「君、そんな魔力量でよく、始まりのダンジョンを攻略できたね」
「よく言われますよ、」
なんでこの人、僕の魔力量がわかるんだ?
「鑑定のスキルだよ」
「鑑定のスキルを持っているんですね、師匠以外に持っている人を見たのは初めてですよ」
「まあ、鑑定石ができてからは宝の持ち腐れだけどねそういえば君の師匠は闇の勇者なんだね」
「そうです」
「何度も一緒に戦ったよ。今はあの頃よりも大分弱くなったけどね」
ヘイヴンさんは懐かしそうで悲しそうな顔をする。
「君の強さを知りたいから一度対戦を私としてくれないか?」




