初魔法
アーヤ師匠のせいで僕はこんなに苦労していたのか。
そんなことを思っていたらアーヤ師匠は僕に対して。
「魔法つかってみる?」
「はい」
僕は即答した。
場所は移ってモンスターのいる平原にきた。
「早速魔法を撃とうか」
そう言う師匠はそこら辺にいるスライムに対して、何も言わずにでかい火の玉を出した。そして撃った先のスライムが後も残さず蒸発して、少しだけクレーターができた。ハンパねー。
「ハルカ君もやってみて」
「詠唱とかはないんですか?早速無詠唱でやれと?」
「あ、ごめんね。詠唱とかもう何年もやってないから。少し待ってね今から詠唱が書いてる本持ってくるね」
この人が師匠で本当に大丈夫なのだろうか。僕は密かにそう思った。
10分後
「ごめんねぇ、ハルカ君」
「遅いですよ」
「まあ早速やってみよ?」
そうして僕は師匠に本を読み聞かされた。詠唱文を書くとみると体から魔力を感じられた。
「いきます」
「頑張れ!」
そう言われて僕は詠唱を始める
「火の精霊よ我が手の中にやどれ 火の玉」
すると僕の手の中に火の玉がでできた。めっちゃ興奮している。VRで魔法を使ってみても興奮したのだから尚更だ。
そして師匠が言う
「それを頭の中でどこに発射するのかを決めて、放てって思うんだよ」
「わかりました」
そうしてスライムに向かって撃ってみると見事に外した。え?ムズ
「最初にしては結構いいじゃん」
「でも外しましたよ?」
「まあ、みんな最初はこんなもんだよ、にしてもハルカ君まさか1発で発動できるとはね。普通は一日中練習してようやく出るものなんだよ、もしかしてあっちの世界で練習してた?」
この時初めてラノベを読んでよかったなと思った。




