僕だけが平凡
「あなたはこの城に必要ありません出ていってください」
「え?」
すると王女さまの近くにいる兵士たちが僕の周りに集まってきた
「ちょっと待ってください僕はこれからどう生活しろと言うのですか?」
「確かにそれはそうだ」
川上が僕を擁護してくれた。
「確かにそれは可哀想ですね特別にこの国の教会で寝泊まりしてください。あとあなたは文字すらも読めないので文字の勉強を国立の図書館ですることをおすすめします」
王女様はそう言って僕を城から追い出した。まず行ったところは教会だった。行った瞬間に教会にいる子供達に歓迎された。異世界から召喚された人と話すのは珍しいらしい。王女様は僕がここにくるように事前に連絡していてくれたらしい。
「これからどうしよう。文字を1から勉強なんて嫌だな。英語大の苦手なんだから」
そう言っていると目の前に人が現れた。その人はよく見るとさっき僕のことを鑑定していた人だった。
「君、常人と同じ強さらしいね」
「はいそうです」
そう言うと、鑑定していた人は被っていたフードを脱いだ。中には王女と同じぐらい美しい女性がいた。そしてその美しい顔で僕をにやけながら見ていた。少しむかついた。
「要件はなんですか?まさか僕を嘲笑うためだけにきたわけではないんでしょ?」
「まあね、私はあなたにアドバイスをするためにここにきたの」
「アドバイス?」
「ええ、聞きたい?」
「聞きたいです」
「よろしい」
「ハルカ君、君には何か失っているものがある。そのことはわかる?」
「はい。でもそれが何かはわからないです」
「君にはその失っているものを探してもらいます。でも君には1から自分の独学でその失ったものを探すことはできないから僕が今からハルカくんの師匠になってあげるよ」
「なんで僕にそんなに親身になってくれるのですか?」
「強いて言うなら暇だったからかな?」
なんだそれと思いながらも悪い話ではなかったので受けてみた。
「僕はあなたのことをなんて呼べばいいですか?」
「うーん、アーヤ師匠って呼んでね。ちなみに本名は秘密」
「わかりました。アーヤ師匠今から魔法を覚えるのですか?」
「まあそんな焦るなよ、まずは魔法について学ぼうね」
今から魔法について学ぶらしい少し楽しみだ。
アーヤ師匠曰くこの世界の魔法には、下級、中級、上級、超級、極級、神級があるらしい。また属性は、火、水、土、風、電気、闇、光、などなど。ちなみに川上は光の勇者らしいね。羨ましくないんだから。
「まあこんなところで魔法については終わり。何か質問はある?」
「はい」
「なにかな、ハルカくん。」
「僕の得意な魔法はなんですか?」
「うーん、強いて言うなら闇かな?」
おぉ、かっこいい
「でも闇が一番弱いからね」
え?
「まあそもそも闇魔法の使い手なんてこの国に2、3いるかどうかだよ」
「なんでそんないないのですか?」
「使おうとすると体が爆散する可能性があるし、燃費も悪いからね」
えぇ、怖。
「じゃあ僕も使おうとすると体が爆散するのですか?」
「君は異世界から来たから闇魔法に体がなれたんだよ。まあ召喚魔法が闇魔法だからねちなみに召喚したのは私♡。」
アーヤ師匠のせいで僕はこんなに苦労しているのか。




