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二回目のダンジョン

 僕はある日の夜こんなことを考えた。


「ゴブリン狩るのダンジョンでよくね?」


 次の休みの日にアーヤ師匠にダンジョンに行くことを伝える。


「ダンジョンね、確かにそっちの方がゴブリンを探す手間はないし、レベル上げも効率的だね」


 ゴブリンだけ狩っていたため、レベルが一向に上がらなく、レベルの存在をすっかり忘れていた。


「たしかに!レベル上げも捗りますね」

「レベル上げのためじゃないの?」

「いや、お金稼ぎです」

「あのさぁ、初心者の冒険者がダンジョンでお金を稼ぐってどんだけ異常がわからない訳?」

「そんな異常ですか?」

「まず、そもそも始まりのダンジョンはCランクなの」

「そうだったんですか、意外と高いんですね」

「単独で攻略できるのはBランクからって呼ばれているよ」

「ええええええ!」


 僕のランクはもうほぼBランクなのか、、、


「え、僕そんなところに単独で挑ませたんですか?」

「いやまあ、最初はハイゴブリンら辺で苦戦して、現実を思い知らせるために行かせたんだけどね、攻略しちゃったんだよ。君が」

「僕、そんな期待されていなかったんですか?」

「いや、ゴブリンの集団を倒せるだけで十分異常だけど!」

「マジスカ、、、」

「取り敢えず、本当に行くのかい?護衛はないけど」


 そう聞くと怖いが、これも経験だ。やってみよう。


「はい、行きます」

「なら、行っていいよ。あと、ダンジョンに行くことはギルドで報告した方がいいよ」

「わかりました」


 僕はギルドに行く。いつも通り、賑やかだ。そして、恐れられる。


「よう、ハルカ」

「あ、ガルスさん!」


 Aランク冒険者のガルスさんがいた。


「今日はどうしたんだい?」

「いやー、実はダンジョンに行くつもりで、」

「ほう、ダンジョンか。よかったら俺が仲間を斡旋してやろうか?」

「いえ、大丈夫です。一人で攻略するので」

「一人!?」

「はい、そうです」


 確かに一人で始まりのダンジョンをこうしに行くなんて異常だもんな。まあ、それを知ったのは最近なんだけど。


「お前、正気か?」

「はい、そうです」

「やめとけ、死ぬぞ!」


 ガルスさんが真面目な顔で言ってきた。


「いや、本当に大丈夫です。まえ、一度攻略をしたので」

「は?」


 ガルスさんは驚いてる。


「お前、冒険者を初めてそんぐらいでソロ攻略は、、、まあそうか。」

「なんですか、その間は?!」

「いやー、お前の師匠はアーヤだろ?アーヤも冒険者を初めて、そんぐらいで攻略したってことを思い出したんだ」

「そんなすごいんですね!」

「そりゃあ、あいつは、、、おっとこれは言っちゃいけないやつだった」

「どういうことですか?」

「お前の師匠に聞いてみな!」


 気になるんだが、、、

 ギルドに、行く申請をした。受付の人には全力で止められたが、パワープレイで逃げ切った。ギルドにいる冒険者も、驚いてた。


 転移(ワープ)で二回使っても移動して、着く。一撃つくための魔力が足りないため、回復させてから、もう一度使う。前回はアーヤ師匠に送ってもらったが、今回は一人だけだ。


 目の前に、でかい始まりのダンジョンが見える。


「戻ってきたぜ」


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