中級魔法五
またしてもアーヤ師匠が僕よりも圧倒的に強いと言うことが見せつけられた。
「うわあ、」
平原が燃えていたりとひどい有様になっていた。
「これ大丈夫ですか?」
「あ、」
アーヤ師匠は焦って平原を直していた。僕も一応手伝った。この時ほぼ使ってない水魔法の水の玉を使った。久々に使ったせいか、少し扱いずらかった。
「にしても、この一瞬でこんなにも魔法を使えるなんてさすがですね、しかも、転移を使うことで相手の背後からも撃てることがやばいですよね」
「そうだろ?君も一回やってみてくれ」
僕も転移を使ってみる。闇穴とは違い、僕はこの魔法を未だに一回しか使えない。だが、闇穴で練習したから、すぐに何個かは同時に発動できる気がする。まあ、できないんですけどね。
僕はいつも通り一個だけ発動する。そして、その闇穴に火の玉を撃ち、転移を発動させる。
「おお、一個だけならちゃんとできるね。この調子で三個ぐらいまで増やそう!」
「はい!そのつもりです。アーヤ師匠のおかげでこの魔法の強さが分かりました」
「でしょ?」
「はい。僕なら一生こんな使い方をしませんでした」
「うんうん」
アーヤ師匠が自慢げになる。
「よし、じゃあ次の段階だ。」
「はい!」
「次は相手の攻撃を無効にする方法だよ」
「無効化?」
「ええとね、まず相手が攻撃してくるよね、そしてその攻撃を闇穴で吸収するんだ」
「おお、なるほど。なんでそのことを闇穴を教えたときに教えてくれなかったんですか?」
「教えた同時のハルカ君はできなかったし、できたとしてもすぐに魔力が切れたからね」
「なるほど、」
納得はするが少し悔しい。
「そしてそして、一番の魅力は攻撃を返すことができるんだ」
「どうするんですか?」
この方法は大体検討がつく。
「闇穴に入れた剣や魔法をそのまま相手にワープさせるんだ」
やっぱり想像通りだ。だが、念のため褒める。
「おお、それはすごいですね」
「でしょ?」
さらに機嫌が良くなる。機嫌を悪くさせるのはなんも得がないからね
「今度もやってみよう」
「じゃあ、アーヤ師匠が攻撃をお願いします」
「分かった」
アーヤ師匠が魔法を準備する。といっても1秒もかからないが。
「いくねー!」
「はい!」
アーヤ師匠とは距離をとってもらった。
アーヤ師匠が魔法を撃つ。いつも見ている火の玉だ。
あれ?なんかあれでかくね?
よく見ると、いつもの十倍ほどの大きさだ。
「ええええええええ!」
僕は驚きながらも闇穴を発動する。なんとか防げた。そして空に向かい転移させる。
「アーヤ師匠!危なかったですよ!」
僕は少し怒る。
「本当にごめん。テンションがあがっちゃってたよ。まあ、当たって死んでも蘇生魔法もあるからね」
アーヤ師匠は少しジョークをかます。流石に本気じゃないよね?
「そう言う問題じゃないですよ!」
「それはそうだね。本当にごめん!」
「今度は威力が弱いものでお願いします」
「はい、、、」
アーヤ師匠が凹む。
「こっちも怒りすぎましたすみません」
僕も怒りすぎたため謝る。
「いいよ、私が悪いんだし。じゃあ、今度は威力を弱めて水の玉で練習しようか。」
「ちなみにさっきのはアーヤ師匠がいつも使っているつよさだったんですか?」
「もう少し強いかな?さっきの二、三倍は大きいね」
デカすぎんだろ。
僕はその後も転移の練習をした。




