ダンジョン攻略2
ダンジョン攻略2日目僕達は朝、早速起きてから攻略を始めた。ダンジョンは薄暗いせいで今が何時かどうかわからなかった。僕は昨日ぐっすりと眠れたが、アーヤ師匠とルージュが交代で見張りをしてくれた。実質僕一人でダンジョンを攻略するため、たくさん眠らせるようにしてくれたらしい。とてもありがたい。
「そういえば、ダンジョンの通路にはよく魔物が出てくるのに、全然死体がありませんよね、なんでですか?」
「ダンジョンはね、死体をそのまま放置すると、勝手に死体が消えるんだよ。だから、仲間の死体があっても、勝手に装備品も消えるから、失踪事件がよく起こるんだよ」
「じゃあ、昨日、オークの死体から肉を作ったじゃないですか、あれは消えないのですか?」
「人間が一度手を加えると、消滅しないようになるんだよ」
「へぇー、便利なものですね」
「いや、そんなことはないさ、このせいで、殺人事件が起きることがあるんだよ」
アーヤ師匠が険しい顔でそんなことを言う。
「それは怖いですね」
これ以上は詮索しないようにしないと。
「それより、目の前から、三匹くるぞ」
「なんでわかるんですか?」
「敵感知のスキルだよ、また今度教えてあげるよ」
「いや、ちょっと待ってください、スキルってあったんですか?この世界に」
いや、スキルあったんかいこの世界に、
目の前を見ると、オークが三匹来ていた。
え、オーク一匹で苦労したのに、三匹なんていけるか?
僕は、オークに気づかれないように、闇穴を張る、すると、一匹だけ引っかかったようで、落ちていった。強い、だが、闇穴を出すのが遅いから、多分次は引っかからない。
オークが怒って来た。仲間が、謎の穴の中に入ったら、キレるよな。僕はそう思いながらも、オークの顔に、火の玉を撃ち、もがいている時に、首を切る。だが、傷は浅い。もう一回首を切る。すると、次はちゃんと切れた。もう一匹は、僕が一匹に夢中になっているときに、背後をとられた。そして、手で掴まれたが、掴まれた手を、火の玉で、焼く。そして、オークは手を離す。さらにもう1発胴体に撃ち、首を2回切る。僕は、もう一匹も倒した。
「今度も単独でいけるなんて想像以上ね」
ルージュが僕のことを褒める。
「でも、一匹は不意打ちのようなものだしね。それに魔力がもう四分の一は無くなった気がするよ。」
「確かに、闇穴は、魔力消費が大きいもんね」
でも、前初めて闇穴を使ったときは、魔力を半分ぐらい持ってかれた気がする。やっぱり、レベルが上がっている気がする。
「そういえば、なんでアーヤ師匠は、スキルのことを教えてくれなかったんですか?」
「ああ、それはね、、、」
アーヤ師匠は言いたくなさそうにいう。
「ハルカ君には、スキルが一つも持っていないんだよ」
えぇ、僕が落ち込んだりしないのしないにしてくれたのか。
「そもそもね、この世界の人すらも、生まれたら、スキルを一個は持っているはずなんだよね、でも、君は一つも持っていない。それは異常なんだよ。」
俺、ステータスは一般人レベルで、スキルは、一般人以下?流石におかしいだろ
「ちなみに、ハルカ君の世界から来た人は、みんな、強力なスキルを持っているよ。特に、光の勇者の、「聖なる一撃」などは、ユニークスキルと言われて、現在は、一人しかもっていないスキルが貰えら可能性があるよ」
やっぱり格差がひどい。
「いやでも、敵感知とか、誰でも覚えられるスキルは君も覚えられるはず、、」
「はず、、って何ですか?覚えられない可能性があるんですか?!」
不安だ
僕は、時々休憩を挟みながら、ダンジョン攻略を順調に進めていった。
三十階層についた。十五階層までは余裕だったが、オークがゴブリンより強いせいで、少しペースが落ちた。
「ハルカ、ここからは気をつけてよね、ハイゴブリンが出てくるから」
「ハイゴブリン?そんなに強いのか?」
「まず、ハイゴブリンは…」
ルージュがハイゴブリンについて説明しているときに、ゴブリンが現れた。
「先に倒すね」
「ちょっとまっ…」
僕は、ゴブリンを倒そうと、身体強化
で、切り掛かったが、防がれた。僕は、一度下がった。
「え?!ゴブリン程度が防いだ?!」
「気をつけて、そいつはハイゴブリンよ」
なるほど、だから防げれたのか。
「火の精霊よ、我が手の中に…」
ハイゴブリンは、詠唱をしている。
「詠唱している?!」
撃たれる前に殺る。
僕も、火の玉を使い、先に撃つ。そしてすぐに切り掛かる。また防がれた。でも、身体強化を五倍から十倍にして、連続で攻撃。すると、ハイゴブリンが防ぐのが間に合わなかったため、腕を切れた。そして、間もなく、首を切る。
「強かったですね」
「ねえ、ハルカ、何で十倍使ったの?」
ルージュはキレ気味でそう言ってくる。
「いやだって、防がれるし、一気に攻撃した方がいいかなと思って」
「確かにそうだけど、前みたいにならないように次からは、私がいるときに、許可されている速度以上は、聞いてから、使ってよね。」
「はい」
「あと、ハイゴブリンも身体強化を使ってくるから、一気に倒しづらくなるわよ。しかも、魔法を撃ってくるし、集団だと、連携してくるわよ。」
一匹で少し苦労したから、不安だ。
こうして、僕は、三十階層でダンジョン攻略2日目を終えた。




