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ダンジョン

 僕は、毎日剣の稽古や、魔法のレッスンをしてついに、異世界に来てから、一週間が経っていた。


 まず、剣の稽古では、身体強化(ブースト)で身体を強化する速度を3倍から4倍に体を慣らしていく。そんなことをだんだん続けていくと、いつかは、百倍の速度に強化しても脳がショートしなくなるらしい。まあ、速度を強化すればするほど、魔力を使う量が多くなるので、百倍を使いこなせるのは僕の魔力量では一生無理だと思った。だから、この世界では、剣士は、魔力が人よりもたくさん持っている人がほとんどのため、少ない。ちなみに、ルージュ程度になってくると、七百倍まで速度を強化できるらしい。やっぱりルージュの魔力量は、僕の魔力量の何倍もはあるらしい。僕に比べたら魔法の才能がないなんてどうしてそんな嘘をついたのか謎だ。

 

 次は魔法だ。魔法では、僕の魔力量では、まだ、中級の魔法を使うのは、デメリットしかないから、初級魔法の特訓だ。なんとこの世界には、レベルと、熟練度があるらしい。まず、レベルについてだ。これは、魔物を倒せば倒すほど、上がっていく。でも、上がれば上がるほど上がりにくくなる。基本的にこれで魔力を増やすしか方法がない。正直誰でも知っていることだ。次に、熟練度、これは、魔法を使えば使うほど、上がっていく。これは、あんまり上げなくてもいいやつだ。でも、熟練度が、十になれば、何もしなくても魔法が撃てるようになる。例えば、火の玉(ファイアー ボール)は、手に出して、手から撃つため、最大で2個しか同時に撃てないが、熟練度を上げると、何個も同時に撃てる用になる。しかし、熟練度を十以上上げても、あんまり意味がない。しかも、熟練度を十まで上げるまで、1日に百発撃っても一週間かかる。つまり、七百発も打たなきゃならない。僕の魔力じゃ、1日に、百発撃てるか怪しい。しかも、魔力の回復を待ってもだ。ちなみ、魔力の回復速度は、一分に、一パーセント、どんなに魔力が多くても、一分に一パーセントも上がるので、魔力を持てば待つほどお得だ。


 僕が、異世界に来て一週間で学んだのはこんなところだ。今は、剣の稽古が終わって僕は自分の部屋で休憩中だ。


 そして、休憩が終わると、魔法のレッスンだ。


「よし、ハルカ君、休憩は、終わりだ。魔法のレッスンを始めるぞ」


 いつも通りぼくの部屋をノックせずに、入ってき、魔法のレッスンを始める。


 はぁ、最近新しい魔法を習わないからモチベーションがなくな…


「今日はダンジョンに行くよ」

「今すぐ行きましょう」


 モチベーションがまた湧いてきた。いやあダンジョンとかめっちゃワクワクするな。しかも、レベルをそろそろ上げたいと思っていたし。


「今日は、始めてのダンジョンだから、私とルージュが、一緒にもぐるよ。だから、心配することはないよ。」

「それは心強いですね」

「準備ができたら、私の所に来てね。ダンジョンは遠いから、転移魔法を使うよ」

「わかりました」


 転移魔法か、召喚魔法も、闇魔法の一つだから、転移魔法も、闇魔法の一つなのかな?


 僕はそんなことを考えながらも、ルージュと一緒に行った武器屋で買った鉄の剣を持ち、準備が終わった。


「よし、行くか」


 準備ができたため、アーヤ師匠のもとに行くと、ルージュも準備ができていた。そして、アーヤ師匠も、いつもは持っていない剣を持っていた。その剣は黒くて、禍々しいザ・闇って感じがして、とてもかっこいい


「準備ができたのでいきましょうか」 

「あぁ、では行くぞ」


 アーヤ師匠は、闇穴のようなものを出した。


「やっぱりこれって、闇魔法ですよね?」

「ああ、これは中級だから、君もいつか使えるよ」

「なんで、便利な魔法なのに使う人が少ないんですか?」

「やっぱり、体が爆散する可能性があったり、使うのがとても難しいからね」

「なるほど」

「では、いくか」

「「はい!」」


 僕とルージュはそう答えた。


 転移魔法の中を通ると、真っ黒だった。さすがは闇魔法。4、5メートル程中を歩くと、目の前が光り、気がつくと、目の前には巨大な建物があった。


「ここは、始まりのダンジョンっていう名前でね、普通なら、家から身体強化(ブースト)を使わなくて、5時間ぐらいかかるところだよ」

「結構遠いですね。」

「そう?私が走ると、十分で行けるわよ。」

「あのね、ルージュ、ハルカ君もいるんだから、そんな速く走ったら、置いていっちゃうじゃないか」

「確かにそれはそうだね、ごめん、ハルカ、あなたのこと考えてなくて」


 なんか僕、ディスられたくね?


「ま、まあダンジョンに入りましょうよ、日が暮れるし速く帰えることになりたくないし」

「何言ってるんだいハルカ君?ダンジョンを攻略するまで家に帰さないぞ。ちゃんと、寝袋を持ってきてるからね、ダンジョンで寝泊まりするよ。」

「えぇぇぇぇ!」

「しかも、ご飯は、現地調達だ」

「えぇぇぇぇ!」

「さっきからうるさいわよ、ハルカ」

「すみません」


 いやでも、アーヤ師匠たちがいるからすぐに終わるだろ。


「ちなみに、私とルージュは、君がピンチになるまで助けないぞ」

「「えぇぇぇぇ!」」


 今度は、ルージュと一緒に叫んだ。 一体攻略できるのは何日かかるのやら。




 




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