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人型兵器で戦う世界。
「浸水してます!」
大気圏を突破してきた人型兵器用降下カプセル運搬艦の操舵手が言った。
「格納庫から脱出しましょう」
月からの脱出計画のリーダーである女性士官が、
「アレックスコードに浸水のこと言って!」
通信担当が・・・
フィリピン沖。
宇宙巡洋艦アレックスコードは、通常の巡洋艦の機能もあるので着水して航行できる。海用の救命ボートなども積んであった。
「俺の005改も出られれば」
人型兵器隊の小隊長の機体はシズオカでの戦闘で破損していた。
「肩から手どけてください」
女性艦長代理が注意した。
ブリッジのスクリーンを見ていた30前半の小隊長は、
「ゴメン。もしかしてセクハラあつかい?」
「セクハラといえばナナミ君」
管制官の通信機を借りて、ミス・テンプルトンが、
「Xの機体は防水だけど、ジェットグライダーは水につけちゃだめよ」
波は、けっこう高かった。
船体がボロボロの宇宙戦艦から救出される民間人の中に彼女はいた。
「あのロボットの手に乗るってこと?」
赤い髪の少女ミナミのヒールの高い靴は、歩きずらかった。
地球合同軍の人型兵器で唯一飛行できるスコルピオンXのコクピットのナナミ少年は、
「あの子、胸デカ!」




