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人型兵器で戦う世界。
月から逃げてきた大気圏突破用ではない宇宙戦艦は、地球の海に沈んだ。
過激派組織『月国』(地球側の人間は独立国とは認めていない)の支配から逃れてきた乗員は、軍人は宇宙巡洋艦アレックスコード内の作戦会議室、民間人は艦内カフェで一安心していた・・・
宇宙巡洋艦アレックスコード内、格納庫。
「サビないですよね?」
海に沈む前にカラスミ級カプセル運搬艦からの乗員の救出活動をしてきたナナミが聞いた。
先輩パイロットのアレックスが、
「真っ赤にサビてる人型(兵器)なんか見たことないぞ」
「海水だからわかんないわよ」
と、パイロットスーツがぴっちりし過ぎている女性パイロットのシェレルが言った。
戦闘を終えて戻ったパイロット3人は格納庫の隅でコーヒーを飲んで、休憩していた。
ネコ舌の上、熱いコーヒーが入った紙コップもハンカチ無しでは持てないナナミ少年が、
「ボクの金色の(パイロット)スーツどうにかなりませんか?」
「宇宙用だろ?それ」
北米ネバダの砂漠にずっといたアレックスは、宇宙用のパイロットスーツを見たことなかった。
「あっ!」
ナナミが、
「さっきの子」




