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人型兵器で戦う世界。
副操舵手から移動になるマイラ・ルーラ2等兵は、
(私物ってこれだけか・・・)
宇宙用のタンブラー(飲み口が哺乳瓶みたいになっている)を持って、宇宙巡洋艦アレックスコードのブリッジを後にした・・・
地球合同軍の新造艦であるアレックスコードの格納庫。
「アレックスさん、なんかいじりました?」
マルチナロスで部屋に閉じこもっていたナナミだが、愛機スコルピオンXのことが気になって、部屋から出てきた。
「変なとこ触ってないって」
と、大男のパイロットが言ったが、
「この人、いたずらっ子だから」
コクピットから出ても彼のパートナーの黒い細身のパイロットスーツが似合うシェレルが話しに加わった。
「そうなんですか」
多少ぶかぶかの隊服姿のナナミは、
「コクピット上がってみるか」
ナナミは壁にかけてある人型兵器用移動式タラップのリモコンを取りに行くと、女性用の隊服の盛り上がった胸部が目に飛びこんできた。
宇宙用のス〇バ(今は環境にやさしい代用コーヒーを主に取り扱っている)のタンブラーを持った女の子が、何かさがしているようだった。
「きみ、迷子とか?」
と、ナナミが声をかけると、元副操舵手マイラ・ルーラが、
「ここ格納庫よね。艦長代理、見ませんでした?」




