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【第三拠点周辺調査②】

「ん~~~~!!」

と、光輝は両腕を上に掲げ、背伸びをした。


「今日も良い朝だ!!そして洞窟探索だ…」

と意気込む光輝だったが、またもや両手に花状態だった。なんで、別々のベッドで寝たはずなのに二人とも僕に抱き着いているのか…しかも寝間着がはだけて下着が…朝から刺激が強いよ~二人とも。自然と光輝の手が彼女たちの頭を撫でていた。


有希「んぁ~こうちゃんだぁ~えへへへ(笑)」


莉々香「ん~光輝~く~ん~落ち着くぅ~(笑)」


そんな感じで、二人とも寝ぼけている。莉々香なんて、当時会ったときとはまるで違う印象だ。普段は気の強い子なのだが、多分演じているのかもと思うほどで、光輝に対しては甘えてくる。


2人とも目が冴えてきたのか、「「あ!?また…」」「「頭撫でててくれたの?嬉しい…」」


光輝「二人が可愛いすぎて…」

ほっぺを指でかきながらそんなことを言った。


すると、彼女たちは…「「か、可愛い…」」同時に反応を見せた。


寝室の扉の陰から見つめる猫モドキ達…「光輝もなかなかやるねぇ~」


****************************


さて、服を着替えた三人は軍施設へ向かった。第三部隊と隊長と共に、トギ&ユキも含めて洞窟調査へ向かうこととなった。隊長によると、その洞窟は最近森の中に出没したらしい。この世界にはダンジョンはなく、冒険者といった職業もないそうだ。ダンジョンがないならこの洞窟もモンスターが湧くことはないだろと思って踏み込んだのだが…


光輝「なんだろう…少し嫌な予感がする。。。ゆうちゃん明かりお願い!」


有希「人をライトみたいに…まぁ様々な魔法使えるの私だし、しょうがないけどさ~後でご褒美要求ね!ライトキューブ!!」

※ライトキューブ:魔法創造スキルにて使用可能になったスキル。その名の通り、発光する四角い物体が辺りを照らし、宙に浮くため、一緒に移動する仕組みとなっている。


莉々香「ご褒美…ど、どんなことを要求する気!?(小声)」


そんなこんなで、奥へ進む一行。少し広い空間に出た。ここで光輝の予感が的中する。


トギ「魔法陣!?なぜこんなところに魔法陣が…」


光輝がその魔方陣へ近づき、手で触れた時、強い光が洞窟全体を覆う。。

全員「!?」


光輝「みんな大丈夫…?」


莉々香「————————っ、ちょっ…と///、光…輝…」


光輝「ん?なんだこの…柔らかい感触は……」

莉々香に覆い被さった体勢となっていた…ま、まさか…ちょっと手を動かしてみる…


梨々香「いつまでやってるの…あっ…」


光輝はそれが何なのかをようやく理解した…やっぱり!?

咄嗟に離れ、手を掲げながら後ろへ下がった。


光輝「莉々香!!ご、ごめん」


莉々香「んもう…変態さんなんだから…気を付けてよね!!」

彼女は彼女で満更でもないように見えた…が、気のせいだよね?…うん、そうだよね?


莉々香「何でさっきは魔法陣に近づいたの?」


光輝「頭の中で『魔法陣に触れなさい』って聞こえて、手が勝手に…」


二人共冷静になり、辺りを見渡すと、二人しかいない状況となっていた。他のみんなはどこに行ったんだろう?ゆうちゃんは?トギやユキもいない…向こうは一緒だといいけど…。


**************************************************************************


有希「ん…ん…」

有希は辺りを見渡した。近くにトギとユキが横たわっている。だが、こうちゃんと莉々香の姿がない…はぐれたの?こんなわけもわからない場所で…。とりあえず、トギとユキを起こして、相談しよう!


トギ「そ、そうか逸れたか…初見の場所で逸れるのはちょいとマズいな…」


ユキ「そうね。とりあえず、洞窟調査よりも二人を探しましょ。」


有希「こうちゃん…莉々香…二人共強いけど不安だなぁ…別の意味で(小声)」


**************************************************************************


光輝「とりあえず、立ち止まってても仕方ないから、この辺を探索しようか…」

莉々香に向かって手を伸ばした。。が、二人きりを良いことに莉々香は腕に抱き着いてきた!


「お、おい、流石に歩きにくいだろ…しかも未知の領域なんだから、何が起こるか分からないんだぞ。」


「いいじゃない!こんな機会なかなかないんだもの!それに、モンスター如き私と光輝なら余裕でしょ!」


「当たってるよ?だ…だから…ね?」


「え~?何が当たってるってぇ~?はっきり言ってごらん?」


「その反応、わざとかよ!!可愛いけどさ!!」


「か…可愛い!?はう!?」

何故かクリティカルヒットしたようだ…


そんなこんなで歩いていると、何やら意味深な扉が見えてきた。ダンジョンならば普通はボス部屋なのだが、危険察知も感じないし、モンスターの気配もない。過去の遺物…か?他に行く場所もないので、二人は扉へ向かった。

ここで、また光輝の頭の中で声が聞こえる。『扉に触れなさい』。


光輝「開けるぞ…」


莉々香「う、うん」


光輝が扉に手を触れると、触れた場所から扉の模様を光が伝い、扉が開いた。そして、二人は部屋に立ち入った。


光輝「こ、これは…」

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