【第三拠点周辺調査①】
なんか一日で一気に大人の階段を上ったような気がする三人は、軍の隊長室へ赴いていた。
今日はこの拠点の周辺調査をする予定だったが…何やら雲行きが怪しい…。
ジョイ「ここ最近、この拠点の周辺の荒野でモンスターの群れが目撃されていてな。第三部隊だけでは手に追えんのだよ」
光輝「そんなに多いんですか!?」
ジョイ「多いというのもそうだが、一体を倒すのに時間が掛かりすぎるのだ」
とりあえず、モンスター狩りになりそうだった。
光輝「とりあえず、ゆうちゃん頼むよ!!」
ゆうちゃん「うん!任せて!!蹴散らしちゃうんだから!!」
光輝「僕と莉々香は打ち漏らしを退治だ!!」
莉々香「りょーかーい!」
ジョイ「頼もしいな…やはり四天王の一人を倒しただけはある」
光輝の「視覚向上」スキルが派生し、「ターゲット」となり、半径nメートル内にいる敵の居場所を特定できるようになった。
光輝「敵発見!2000体だ」
ジョイ「に、2000体!?」
三人「問題ないよ!!前回は数万だったから!!余裕余裕!!」
有希「味方全員にアタック・ディフェンス・フィールド展開!!さらに、街に結界を張りました。この結界は私とのコネクトを外れて独立するので、私は発動時のみ力を使う状態です!」
光輝「流石すぎる…、ということはこの結界は破られない限り、常時残り続けるってこと?
有希「そだよ!あと人類は自由に出入りできるから!あとハーフもね!」
光輝「ゆうちゃんの耐性が反映されている結界だから、【堕天使】の主級じゃないと無理だろうな…」
有希「よし!いっくよー!!魔法創造!!雷竜召喚!!やっちゃって!!」
迸る雷竜によって、一瞬で数百のモンスターが消滅していく。
有希が召喚した竜が前方の敵を雷で攻撃し、殲滅する。。第三部隊と隊長は夢でも見ているかのように目を手で擦った。―――な、なんだあれは…あんな魔法スキル見たことないぞ…、転移者らしいがそれによる恩恵なのか?だが、それにしても強い…。第三部隊ももっと強化せねばな…あそこまでとは言わんが、第一部隊との差は歴然だ。
有希が殲滅していく中、莉々香と光輝も殲滅行動を開始する。
莉々香「新スキル…試してみようかな…」
高速で縮地を行使し、サンダーブレードで敵を一刀両断していく…更にサンダーブレードから雷が撃ち放たれた!!モンスターの大群の中で爆発し、その地点を中心に範囲攻撃がモンスターを襲う。
そうこれが新スキル:サンダートルネードである。
莉々香「やった!成功した!」
飛び跳ねている。上下に動いている…ツインテールだぞ!ツインテール…うむ。
光輝「じゃあ、僕も!!」
今回こそは、剣術の腕を上げなければ!!!
光輝「明鏡止水…」
目を閉じ、心を静める…モンスターが近づいてくる…
「乱れ切り(改)!!」
モンスターをギリギリまで引き付けて、一瞬で数百を倒した。この技も強化されて攻撃範囲が広がったようだ。通常ならば届かない範囲まで斬撃が届き、斬撃は敵に当たっても貫通し、敵の急所を狙い撃つ。
そして、3人でモンスターを狩ること5分…2000体は2000体分の魔石となって転がっていた。それはもう一瞬の出来事だった。
隊長「ご、ご苦労だった。あれをたったの5分で片付けてしまうとは…うちの部隊はもう見学してたぞ…まったく情けない…魔石は三人で持って行ってくれ。換金場は役場にある。」
三人「わーい!かなりの量だから山分けしようか。」
莉々香&光輝「今回の一番の功績は有希だからな!有希に一番持って行ってもらおう。」
有希「えへへ…これはこうちゃんとの結婚資金かなぁ??」
莉々香「え?この世界で結婚する気!?あ、あと隙あらば貰うからね…光…輝…////」
有希「ん?今何て??」
莉々香…まさかこうちゃんに…
莉々香「じょ、冗談だよ冗談…」
あ~もう昨夜のこと忘れられないよう…甘えられる人なんて今までいなかったから…
有希「これは…まずいわね…」
手を顎に当てて何かを考えこんでいる。
光輝「さ~て!宿に帰って一休みしようか~それともご飯かな~」
何かを察したのか、少し大きな声でそう言った。
莉々香「な、ならとりあえず、ご飯行こうよ!!おなかペコペコだよ…」
有希「そ、そうね…ごはんごはん!」
光輝「レストラン入ろうか」
なんか二人の雰囲気がギスギスしているような…。
光輝は鈍感タイプでは無い為、ある程度は察していた…莉々香が多分僕に好意的だから、ゆうちゃんが悩んでいるのだと。
光輝はシチューを注文し、莉々香はカレーライス、有希はチキンとサラダだ。
皆がご飯を食べようとすると、トギとユキが―――ポン!と現れた!!
光輝&有希「!?びっくりさせないでよ…どこ行ってたの?」
トギ「俺らも瞬間移動を扱えるのでな、モンスターを倒したとの報告を受けて参上したのだ!!」
光輝「参上したのだ!!じゃないよ!!来て早々大変だったんだから…」
トギ「すまんすまん…明日は近辺を調査するんだろう?この周辺には洞窟もあってな…もしかすると欲しい素材が見つかるかもしれんと思ってな。」
ユキ「トギが探してる素材は【堕天使】の主を倒すのに必要なモノなのよ」
光輝「それは…探さないとだね…」
話も落ち着き、ご飯も食べたところで、宿泊施設に戻ったのだが…。
トギ「お、お前ら…俺たちがいないところで…大人の階段上ったの…か…?」
光輝「そ、そんなわけないじゃん!」
光輝は三人で裸でお風呂入って…二人の生まれたままの姿を見て…二人にアレを見られて…朝起きたら二人が抱きついていて…莉々香からキスされて…。
有希&莉々香「///////」
2人も光輝とお風呂入って…光輝のアレを見てしまった…。
トギ&ユキ「ふむ…とりあえず何かあったことは確かなようだ…そして乱れているベッド…おや?」
三人「そこまではしてないよ!!」
トギ「そこまで?じゃあ、どこまでしたのかなぁ~?」
三人「添い寝くらいだよ!!」
流石にこいつにバレたら大変だ!!一緒に寝たくらいにしておけば…。
トギ「添い寝か~そんなに仲良くなったんだな~莉々香は気も強いのに~後で姉ちゃんに報告しとこうっと♪」
絶対まだ何かあったことは確実だが、、そうか莉々香が気を許す程なのか。つくづく主人公気質を持っているようだな…。俺はもう決まった人がいるからな…今度紹介することになるだろうが、部隊の方は光輝に任せよう。剛は既に力を認めているようだし、明日香はまだ何ともかな、羽音は…うーん落とせたらもう敵なしだろうな…。
光輝「さて…と…疲れたし、僕は朝お風呂入るよ…おやすみなさぁい」
有希&莉々香「んもう…でも奴らがいる以上、あのようなことは起こせないし、ちょうどいいかもね…はぁ…まだドキドキしてるよぉ」
トギとユキはソファーで寝ており、有希と莉々香もベッドに横になり、寝ている光輝の寝顔を見る。
有希「まさか、この世界でライバルができるなんてなぁ…」
莉々香「初恋がまさか異次元の光輝だなんて…」
こうして、モンスターの襲撃から第三拠点を守り、この日は幕を閉じた…次の日探索する洞窟では波乱の予感が…。
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