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モンスターとの対峙

【モンスターと対峙】


モンスターの群れがこの拠点へと近付いていた。この世界には爆弾やミサイルといった兵器は存在しない。もしあったとしても、【堕天使】やモンスターには「スキル」でしか攻撃が通らないようだ。それは過去の文献に書いてあった…(なぜだろう…)。


殲滅部隊本部及び拠点内にて緊急警報が鳴り響く、『少しでも戦える人は少数でも討伐お願いします!』といったアナウンスが全体に流れる。


一方、殲滅部隊本部では、、、、、、、、、、

総隊長「総員!!と言ってもここには第一部隊しかいないが…。訓練と同じような動きが出来ればあんなモンスターなど相手にならんだろう!!あっちの世界の有希と光輝もいる!!思う存分、ブチのめせーーー!!」


皆「よっしゃ!!やってやろうぜ!!」


光「あの数だと多分四天王が隠れているんじゃないかな??とりあえず、主力を引きずり出す!!」


剛「いい意気込みだ!!頼もしいぜ!!」


有「か、カッコイイ…わ、私も頑張るんだから!!」


羽音「久々の宴じゃのう…存分に暴れてくれるわ!!」


莉々香「よし!」

拳を握って気合いを入れていた。


明日香「……頑張る」


部隊の皆が、配置に付いた。光輝の「視力向上」を使用し、見渡すと…数万はいるように見えた。

ん――、問題ないな!!


羽音が先陣を切った!!!

「スキル「天の怒り」発動!!」

まだ少し遠いが関係ないようだ。無数の槍が前方の敵一面に降り注ぐ!!

聖属性ということもあってか、それに反応したかのように透明に偽装していた【堕天使】の四天王?の一人が姿を現した。それは蜘蛛の脚に上部はカエルで翼が生えた世にも奇妙な姿をしていた。そやつは何やら言葉を発した。

?「我は【堕天使】の四天王が一人、名はバアルと申す。以後、お見知りおきを。(二ヤリ)」


凄く邪悪な気配を放っている。やつだけ特別なほど強いオーラだ。


光「あ、あれが四天王!?」


バアル「はっはっはっ。我を恐れたかぁ~?」


光「んーーなんか弱そう…本当に四天王なの?もっと下の下僕じゃなくて?強がってない??」


バアル「こやつ…オーラが見えんのか!かなりの魔力を有しているというのに!!」


光「オーラを見たうえで言ってるんだよ??想像より問題なさそうだ!!」


バアル「何ぃ!その減らず口を無くしてくれるわ!!」


光「こいつは僕一人で十分だからみんなはモンスターを殲滅しちゃって!!」


羽音「頼もしいのお~さっさと片付けようではないか!!」


有「アタック・ディフェンス・オーラ!!こうちゃん!受け取って!!」

※アタック・ディフェンス・オーラ:有希の固有スキル「戦闘時:仲間の攻撃力・防御力向上」である。


光「助かる!!」

杖の装備のおかげで、前よりも上昇しているな…


光輝は今回のボスである四天王の一人バアルの元へ飛んで行った。瞬間移動でも良かったが、手の内をバラしすぎるのも良くないだろう…。果たして奴はどんな攻撃をしてくるのか…わくわくする。


光輝がボスの元へ行ったのを確認し、殲滅部隊の有希・羽音・明日香・莉々香は一斉射撃を開始した。剛は近距離タイプな為、今回は門番に徹した。まぁ、ここまで抜けてくる奴がいるかどうかだが…。


剛「うちの女子どもは範囲魔法に長けていて優秀だねぇ…」


有「魔法創造発動!! ブリザード・レイ!!」

氷の刃が降り注ぎ、敵を貫き、周囲の敵を凍らせていく。。。。

威力が凄まじい…。


有希に続いて更に追い打ちのように、、、、

明日香「……コキュートス…!」

一瞬にして数万の敵を殲滅した。


羽音「寒いですわ!!」 莉々香「…ちょっと寒いんですけど!!私は今のところ出番無いわね…今回は範囲攻撃で終わりそうだし…」


少しだけ残った敵を、羽音による「天の弓」、剛による「身体強化(極)」「斧術」、莉々香による「縮地」&「サンダーブレード」で一掃する。それはもう数分の出来事だった。殲滅部隊以外は手も足も出なかったが、流石といったところである。



そして、同時刻、ボス対光輝の戦いが幕を開けていた。。

光輝は剣を使い、「身体強化(改)」を自身に行使した。更にゆうちゃんから「攻撃・防御魔法」を掛けてもらっている為、オーラが凄まじく、敵のボスが後ずさりをした…。


バアル「な、なんだこのオーラは、、まるで後ろに龍がいるようだ…」


光「あっれ~、さっきまでの勢いはどこ行ったの~?」


バアル「う、うるさい!」

と言いながら、カエルの口から毒を吐き、蜘蛛の脚から麻痺攻撃を仕掛けてきた!状態異常系を操る敵のようだった…のだが、バアルにとっての相手が悪すぎた…。


バアル「き、貴様…なぜ動ける!?」


光「だって、僕の常時スキルが状態異常無効なんだもの~」


バアル「そ、そんなのチートじゃないか!!」


光「敵がそれ言っちゃうんだ…。」「んで?それで終わりかな?四天王も大したことないね!」


バアル「今回お前が使用したスキルは四天王及び【堕天使】様には共有されている!!」


光「え?でも…今回僕が見せたのって、浮遊と剣を使うこと、常時スキルが状態異常無効ってことだけだよね?ほんの一部というかなんというか…」

光輝は目を細めてそう言った。「身体強化」は使用するところを見せていない。


バアル「そんな目で、俺を見るなああああああああ」


光「さて、終わらせようか…」

武器を使うまでもないと思ったのか、剣をその場に突き刺し…、拳を放った!!

後ろの森まで削る程の威力で、拳を相手に当てることなく風圧のみで木っ端微塵にしたのだった。流石の光輝も「えぇぇ…」、「嘘やん…物理攻撃耐性すらも持っていないわけ?」


光「お、魔石ゲット~!あと武器も落ちたな…この辺はゲームみたいだ。みんなのところへ戻ろう…♪」


―――――――ガサガサ…、危なかったぜ…風圧であれだと…あんな人間がいたなんて…主に報告だ…。咄嗟に一部を切り離して逃げ出していたバアル。主へ報告しに帰っていった…。


バアルを倒した?無力化した後、殲滅部隊の皆と合流した。

有「こうちゃぁぁあああんん!!!」

涙をこぼしながら抱き着いてきた。元の世界へ戻ったようで少し安心した。いい香りするなぁ~。

――――――っと、みんな周りにいるんだったぁあああああ!


皆「やれやれ…いつでもどこでもイチャイチャだな、お前らは」


皆「それより、ボスはどうだった?」


光「状態異常系スキルを持つ敵だったけど、「状態異常無効」持ってるから、相手にすらならなかったよ…物足りない…拳で一撃だったんだもん」


皆「もんってお前なぁ…ここにいる殲滅部隊は余裕そうだが、普通は手こずる相手で厄介だぞ、そのタイプは。」


敵も学んで、流石に直ぐには攻めてこないだろう…だが、他の部隊…拠点が心配ではある…か。【堕天使】もまだ引きこもりみたいだしな。ま、とにかくこお拠点は死守した。これは大きな功績だ。


総隊長「皆よくやった!特に光輝・有希はデビュー戦だったのに躊躇いすらなかったな…光輝は英雄の息子だし当然かもしれんが…有希は大活躍だった…」


有「こうちゃんの役に立ちたかった。それだけです!」


総隊長「うむ。それだけでも十分だ。強くなるためにもな」



――――――一方、【堕天使】の主がいる拠点では…バアルが小さくなって戻っていた。

?「どうしてお前がここにいるんだ??人類の拠点を堕としに行ったのではないのか?成功したのか?それとも失敗して逃げ帰ってきたのか?」


バアル「ご報告と…思いまして…ルシファー様。」


ルシ「ほう…お前を難なく倒すとは相当な手練れだな?」


バアル「まさかの「状態異常無効」スキル持ちでありながら、武器も使わず、素手で殴った風圧だけで身体が吹き飛びました…あれは化け物です。」


ルシ「我よりもか?」


バアル「恐れながら…現状では…向こうに分があるかと。」


ルシ「そうだな…やはり完全体にならなければ…だが、バアルお前は四天王の名を穢したのだ…責任を取ってもらうぞ。」


バアル「!?お、お待ちください…次回は必ず…」


ルシ「その身体で一体何ができるというのだ…お前には実験体となってもらう」


バアル「お許しくださいお許しください」


ルシ「ダメだ」


何やら邪悪な計画を立てているようだ…。

お読みいただきありがとうございました。

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