第二話②
返事がきたのは翌日だった。
『メールありがとう。
早速だけどその友人はもう死んでると思う。
君に届いたメールも多分日付設定とかして送られたものなんじゃないのかな?
私の友人も死んだ後にメールが送られるように設定していて、そのメールが私のとこにきたのは友人が変死体で見つかった後だったんだ。
だから、君の友人がそういう設定をしていてもおかしくない…
今まで冷やかしメールとかはよく来てたけど、やっぱり他の人もあのゲームの犠牲になってるんだってわかって少しほっとした…
私の周りだけが変な事に巻き込まれてしまってるのかと思ってたから…
とにかくその友人の忠告通り、今すぐゲームはアンインストールしてほしい。
それから絶対に起動させないように気をつけてほしい。』
「…志保がもう死んでるかもしれない…?」
メールの返事は信じられない内容だった。
とりあえずゲームは消した方がいいというので携帯を手にとる。
ゲームのせいで死ぬとかは信じられないが、志保も行方不明だしこの人の友人が変死体になってるというのもやっぱり気になる。
得体の知れない恐怖には勝てないのだ。
携帯のアプリを長押しするとホームからの削除かアンインストールかの選択が出てくる。
迷わずアンインストールを押して、その画面に切り替わると何故か少しだけほっとした。
だが、一向にアンインストールされない。
それどころかエラー表示に切り替わった。
「何で…?」
ゲームがアンインストールできない。
携帯を再起動してみるが今度は削除とアンインストールの画面すら表示されなくなった。他のアプリはその画面が表示されるのに、あのアプリだけが表示されないのだ。
「どうしてできないの?」
嫌な汗が出てくる。
それと同時に恐怖が襲い掛かってきているような感覚に陥る。
カタンっと何処からか聞こえた音にビクッと身体が震える。
たまらずバックだけを持って家を飛び出した。




