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初依頼は厄介事と共に
「…ここもダメ」
グズグズに腐っている。土地ごと。
初めての依頼は、初心者向けの薬草採取。ギルド支部が採取のオススメポイントを纏めていたので、その情報を頼りに進んでいたのだが…。
「…絶対、悪意がある」
自然発生的ではない。明らかに人為的な、街に対する妨害行為だ。
「でも、どうして…?」
一般人の視点で考えた場合、このような行為には何の利益も生まれない。何か、“一般人以外に対する利益”が…?
「…まずはギルドに報告しよう」
此処で考え込んでも仕方が無い。大量のバツ印のついた簡易地図と、植物と土壌のサンプル(多分)の入った小瓶を持ちながら、ステラは来た道を戻る。
その先が厄介事と分かっていても。




