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煌々星に呪いを  作者: 猫じゃらし/大鋸屑
第二章:移り行く空模様

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19/31

雨弓がどうにも綺麗に見えないから

 裁判沙汰にはなったものの、情状酌量とか何とかが上手くいき、また隕石群の件も極限状態に起因する魔力暴走と判断され、最終的に安くはないが罰金だけで済んでしまった。ステラ自身の提案で、冒険者ギルドの報酬から9割天引きされる形となる。

 生活は多少苦しくなるが、何とか一段落つける事ができた。


「これがあなたの冒険者カードです。再発行には1000テルかかりますのでご了承ください」

 これから自己の証明となるカードを、くるくる回して見つめる。

 折角だし、適当な依頼でも受けてみようか。

「薬草採取ですね。本日中に納品をお願いします。失敗しても違約金は発生しませんが、報酬は支払われませんのでご注意ください」


 ギルド支部から出ると、久々の青空。天気予報で分かってはいたが、実際に見ると、以前と何処か違うように見える。先程まで雨だったのだろうか、あちこちに水溜まりがある。

「…ぁ」

 虹。

 グラデーションの半円が、太陽の反対側に見えた。

「…」


 こんな沙汰にしなければ。

 もう少し、綺麗に見えたのかな。


 気象の神秘が、自身を何処か嘲笑っているかのように、ステラは感じた。

第二章、終了です。次週はあらすじ投稿…なのですが。

あらすじと同時に猫じゃらしの独り言が入る予定です。主に作品の今後の方針…ステラがどのように歩みを進めるのかなどを、ほんの少し話すつもりです。苦手な方は閲覧を避けるなど、各自で対応を取ってください。

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