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君の歌が聴きたくて  作者: ネロ2世
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嬉しいこと



少し不機嫌な、ケンちゃんと



私は、祭りが行われる場所へ向かった。





あれからケンちゃんは、少しうつむいたまま何も喋らない....





(ケンちゃん....突然元気なくしちゃったな........)





チラッとケンちゃんを見ると



まだ眉を寄せていた。





「....もう!(怒)どーしたのケンちゃん?!これからずっと楽しみにしてた夏祭りなのに!!」





(元気ないケンちゃんと祭り回っても、全然楽しくないよ....)





怒った口調で、強くケンちゃんに言った。





ケン「あ................ ごめん(笑)気にしないで。」






ケンちゃんは、無理に微笑んだように見えた。





(そう言われると気にしちゃうんだよ....)






........................






「ケンちゃん!ケンちゃん!わたあめ!!!!」





ケン「わたあめって意外と高いんだよね....」





「えー食べようよ!!」





ケン「俺、焼き鳥がいいな。」





そんなケンちゃんの言葉を無視して




私は、わたあめが売っている場所へ向かった。





ケン「あー、もう琴ったら一人で行動しないでよ(笑)」





華やかな屋台を見ていたら、自然とケンちゃんも元気を取り戻してくれた。





約5分並んで....



やっと、わたあめをゲット出来た。





ケン「うまい?」




「まいうーーー。」





ケン「ヘラッ) よかったじゃん(笑)」





歩きながら、わたあめを食べていると....







突然ケンちゃんに手を握られた。






(ドキッ)





するとケンちゃんは、『焼き鳥』と書いている屋台へ走り....




大勢の人たちがいる列に並んだ。





「も、もうビックリしたなぁ!!」





ケン「....え?」





ケンちゃんは、とぼけて私を振り返る。





「........手だよ!いきなり....繋いだから。」




ケン「あ、あー....俺もお腹空いたから。手でも繋がないと琴は、迷子になっちゃうからね。」




ケンちゃんは、いつもの笑顔で微笑んだ。




「そんな子供じゃないよ!!!」





ケン「あーほら、わたあめ落とすって。」





「わア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!汗」






ケンちゃんは、そうやって




私がドキドキすることを平気で、する。




それは、私にとって嫌じゃない




むしろ、すごくすごく嬉しいこと。



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