怒ってる(原side)
試着室から出てきた琴ちゃんを見て...
........正直驚いた。
(似合いすぎ............笑)
「ど、どうですか?」
原「良いんじゃない?さすが俺が選んだ浴衣!感謝しろよーー?」
「またナルシ発言ですか。似合うとか言ってくださいよ。」
(えっ、琴ちゃん(笑)言って欲しいんだーー?)
原「君かわうぃーねーーぃ!!!」
「........................。」
ピシャン!!!と試着室のカーテンを強く締め
試着室の中へ戻って行った琴ちゃん........
(アレ........調子に乗りすぎた?笑)
原「おーい、琴ちゃーん?怒ってる?笑」
数秒後....
「怒ってません!」
原「ハハッ) よかった。」
「........ケンちゃんなら、似合ってるよって言ってくれるのに........」
(ふーん.......そりゃーね........幼馴染みだもんね。)
(俺が似合ってるなんて言えないよ。)
(恥ずかしいじゃん....?笑)
........................
私服に着替えて出てきた琴ちゃんは
俺が選んだ浴衣を片手に....
スタスタとレジへ歩いていった。
原「ああっ....ちょっと琴ちゃん!いいよ、俺払うよ?これくらい。」
ムスッとした顔の琴ちゃんは
頬をふくらませ「いいです。」と言い張った。
(めっちゃ怒ってるじゃん(笑))
そんな琴ちゃんを少し可愛いと思った。
原「ハイハイそんなこと言わずにっ。」
レジにて、琴ちゃんより早くお金を出すと....
「う................................ありがとうございます............。」
小さくそう呟いた琴ちゃんを見て
思わず微笑んだ。




