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君の歌が聴きたくて  作者: ネロ2世
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そして現在....



早くも一年が過ぎ....



高二の夏を迎えていた。




登校時........朝からサンサンと照る太陽。



外は暑苦しく、手で仰いでも全く涼まない。



曲がり角を曲がって 、ふと前を見ると....



ズボンのポケットに手を突っ込んで歩いているケンちゃんの姿があった。




「ケンちゃんおはよっ!!」



ケン「.........?」



ケンちゃんは両耳にしたイヤフォンを外して振り返った



「驚かしたつもりだったのにー....」



ケン「ヘラッ) ごめん。それとおはよう。」



「イヤフォン両耳にしちゃダメって言ってるじゃん。」


ケン「........好きな曲は、両耳で聴きたいじゃん?」



そう言いながら片方のイヤフォンを渡してきた。


それを耳に指すと


ケンちゃんが好きそうな激しいリズムの格好いい曲が聴こえて来た。



ケンちゃんの方をチラっと見ると



目が合って微笑んだ。




........................



(教室にて)




雅「夏休みどーするー?」



高一でも同じクラスだった『最上(もがみ) (みやび)』は、今では私の大親友。



雅「祭りとかも行きたいよね~♪」



放課後、教室で夏休みの計画をたてていた。



「海とか!」



雅「いいね~~!!!............あ、でも琴............」



「................何?」



雅「どーせ、そーゆう所は賢也君と一緒に行くんでしょ?」



「え。」



(何故そーなる....)




雅「だーって、噂だよ?琴と賢也君、付き合ってるって。」



「ハァ) だから、違うって(汗)」




そう、ただの幼馴染み



なのにケンちゃんと私は



何故か恋人同士という噂がたえない。



雅「........あ。ほらほら!噂をすればっ!賢也君!」



「....え?」



雅の指さす方を見ると、教室のドアの前で



こっちを見て小さく手招きをするケンちゃんの姿があった。



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