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君の歌が聴きたくて  作者: ネロ2世
23/54

それどころじゃない(賢也side)


ピーンポーン....



結局、琴の家の前まで来てしまった俺。



(................やっぱやめようかな)




『ハーイ』と中から高い声が聞こえた。



琴の母「....ん?賢也君!どーしたの?」




ケン「あ、あの琴........いますか?」



琴の母は、琴に似た笑顔で微笑んでから



琴の名前を呼んだ。




............................




「ケンちゃん!どーしたの?こんな遅くに。」



部屋着姿の琴が不思議そうに出てきた。



ケン「ちょっと、伝えたいことあって。」



「なにー....?」




ケン「............文化祭でさ、軽音部の発表でギターのソロやることになって。」




少し俯きながら言った



琴からの言葉が返ってこないので



顔を上げると....



「おめでとぉぉぉおおおっ!!!(*゜д゜*)」





................ギュッ




(....ぇ。)



「流石だよケンちゃん!もぅ録画するよ!」



ケン「................................。」



「お祝い会でもする???(笑)」




(........................それどころじゃない。)



「........ケンちゃん........?」




だって俺、今....




....琴に抱きしめられてる。


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