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それどころじゃない(賢也side)
ピーンポーン....
結局、琴の家の前まで来てしまった俺。
(................やっぱやめようかな)
『ハーイ』と中から高い声が聞こえた。
琴の母「....ん?賢也君!どーしたの?」
ケン「あ、あの琴........いますか?」
琴の母は、琴に似た笑顔で微笑んでから
琴の名前を呼んだ。
............................
「ケンちゃん!どーしたの?こんな遅くに。」
部屋着姿の琴が不思議そうに出てきた。
ケン「ちょっと、伝えたいことあって。」
「なにー....?」
ケン「............文化祭でさ、軽音部の発表でギターのソロやることになって。」
少し俯きながら言った
琴からの言葉が返ってこないので
顔を上げると....
「おめでとぉぉぉおおおっ!!!(*゜д゜*)」
................ギュッ
(....ぇ。)
「流石だよケンちゃん!もぅ録画するよ!」
ケン「................................。」
「お祝い会でもする???(笑)」
(........................それどころじゃない。)
「........ケンちゃん........?」
だって俺、今....
....琴に抱きしめられてる。




