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君の歌が聴きたくて  作者: ネロ2世
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呼び名



皿洗いを終えてから、席にいるケンちゃんの元に向かった。



ケンちゃんが私に気づくと、イヤホンを外して私を見上げた。



「美味しいでしょ〜ここのミルクティー!」



ケン「うん。琴が作ったの?」



「んーん、原先輩!」



ケンちゃんは、一瞬凍りついた目になってからコップから口を離した。




(えっ........何か嫌なこと言ったかな私。(゜゜;))




ケン「................早く....琴が作った料理とか食べたい。」



その言葉を聞いて私は、心がジーンとなった。



「うんうん!私もケンちゃんが喜ぶような料理作れるようになるね!」



ケン「琴が作ったのだったら何でも喜ぶよ。味によって。」




(味によって............(・_・;))




「う、うん!ガンバルよ!」




原「いや~、さっきはごめんねケンちゃん君。」



ケン「賢也です。」



(け、ケンちゃん君(笑))



ケン「じゃあ、そろそろ帰ります。」



「え!もう???」



ケン「ギターの練習もしたいし。」



原「すごいね賢也君、今度歌とか聴かせてよ。」



ケン「嫌です。」



原「即答?!」



「ケンちゃんは、まだ誰にも歌声披露したことないんです。恥ずかしいんだよねー?」



ケンちゃんは、黙ったままイヤホンを耳につけた。



ケン「じゃあ.......ごちそうさまでした。」



そう言ってお金を置くと、ケンちゃんはカフェを出て行った。


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