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君の歌が聴きたくて  作者: ネロ2世
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原「随分とクールな子だったね~賢也君。」



カフェが閉店してから、また原先輩と料理の特訓をしていた。



「違います、クールじゃなくてシャイなんです。人見知りだし、きっと原先輩のことも警戒してたんじゃないかと。」



原「そーなのかなー?俺は、嫌われた気がするけど(笑)」



「きっと仲良くなれますって。痛っ!!」



この前、失敗した野菜炒めを作り直そうと



野菜を切っていたら、自分の指まで切ってしまった。



原「何やってんの~.......ほら見せて。」



左手の薬指から血が少し出ていた。



「痛いです........」



原「そんな傷深くないからすぐ治るって。」




そう言ってポケットから絆創膏を取り出した原先輩。



「準備満タンですね原先輩....」



原「アッハハ) だろ?切ると思ってたからね(笑)」



「何ですかそれー....(怒)予想してたみたいに。」



そう言いながら、原先輩は私の指に絆創膏を巻いてくれた。



「........ありがとうございまーす。(棒)」



原「心から感謝なさい(笑)」



「はーーい。(棒)」



私は指に気をつけながら、子供用包丁を使って野菜を切る。



原「............話戻るけど、賢也君って琴ちゃんのこと好きなのかな?」



「え?」



(ザクッ)



「痛っっっっっ!!!!」



本日二回目、今度は親指を負傷した。



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