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君の歌が聴きたくて  作者: ネロ2世
10/54

特訓



次の日の放課後....



私はバイト先へ猛ダッシュした。





原「お、来たね〜琴ちゃん。昨日来なかったけど........何かあった?」



「友人と買い物に........(^_^;)そ、それより!」



私が鞄から『子供用包丁』を取り出すと



原先輩は、一歩後ずさる。



原「え?どーしたの?それ....」



「料理勉強の為に、友人がくれたんです!これ使って頑張ってって!」



原「お、面白い友達だね......」



「だから、私に料理を教えて下さい!お願いします!」



深く頭を下げると



原先輩は、呆れたように言った。




原「いや、だから。最初のうちは、皿洗いとかじゃないとダメだって。まだ、入ったばっかでしょ?」




_| ̄|○




「ハイ....」




................................



(夜七時)



店員A「お疲れ様でしたー。」



原「はーい、お疲れ様〜。」




カフェは、閉店時間となり



店員たち皆も家に帰る時間のようだ。




(このまま家に帰ったら何も始まらない........!)



私は、また鞄から『子供用包丁』を取り出すと



誰も居ないカフェのキッチンを借りて、何かを作ってみることにした。




「よーしっ!作るぞおおおー!(小声)」



原「................何を?」




誰も居ないはずだったカフェのキッチンの入口に



原先輩が腕組をして立っていた。




「い、いいい居たんですか?!............やっぱり、ダメですか?ここ使っちゃ........」



原「............頑張りたい気持ちは、わかるんだけど。そーゆーのは、俺を頼ってくれないと....」



「えっ、だって原先輩........最初のうちは、皿洗いって……」



原「まさか、皆帰った後に特訓するなんて聞いてなかったからさ(笑)........よし、じゃあそうと決まれば。」



原先輩は、腕まくりをした。




原「教えるのに手加減は、しないよー?(ニヤ」




その日から厳しい料理の特訓が始まった。



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