特訓
次の日の放課後....
私はバイト先へ猛ダッシュした。
原「お、来たね〜琴ちゃん。昨日来なかったけど........何かあった?」
「友人と買い物に........(^_^;)そ、それより!」
私が鞄から『子供用包丁』を取り出すと
原先輩は、一歩後ずさる。
原「え?どーしたの?それ....」
「料理勉強の為に、友人がくれたんです!これ使って頑張ってって!」
原「お、面白い友達だね......」
「だから、私に料理を教えて下さい!お願いします!」
深く頭を下げると
原先輩は、呆れたように言った。
原「いや、だから。最初のうちは、皿洗いとかじゃないとダメだって。まだ、入ったばっかでしょ?」
_| ̄|○
「ハイ....」
................................
(夜七時)
店員A「お疲れ様でしたー。」
原「はーい、お疲れ様〜。」
カフェは、閉店時間となり
店員たち皆も家に帰る時間のようだ。
(このまま家に帰ったら何も始まらない........!)
私は、また鞄から『子供用包丁』を取り出すと
誰も居ないカフェのキッチンを借りて、何かを作ってみることにした。
「よーしっ!作るぞおおおー!(小声)」
原「................何を?」
誰も居ないはずだったカフェのキッチンの入口に
原先輩が腕組をして立っていた。
「い、いいい居たんですか?!............やっぱり、ダメですか?ここ使っちゃ........」
原「............頑張りたい気持ちは、わかるんだけど。そーゆーのは、俺を頼ってくれないと....」
「えっ、だって原先輩........最初のうちは、皿洗いって……」
原「まさか、皆帰った後に特訓するなんて聞いてなかったからさ(笑)........よし、じゃあそうと決まれば。」
原先輩は、腕まくりをした。
原「教えるのに手加減は、しないよー?(ニヤ」
その日から厳しい料理の特訓が始まった。




