第七十九話 『水晶神殿トラチェリー』
-聖霊暦 8128年 水晶神殿トラチェリー・ザ・パレス-
「光が…。」
床、天井、勿論壁までもが青く半透明で異彩な雰囲気を放っていた。
壁には赤いランタンがつりさげられており、それが唯一の光源となっていた。
「この建物は長い…。おそらく5階ぐらいまではあるじゃろう…。」
5階…。氷河の塔と比べて低かったが、各フロアが広いので探索時間は氷河の塔を超える見通しだった。
8128年 水晶神殿トラチェリー・ザ・パレス-
「光が…。」
床、天井、勿論壁までもが青く半透明で異彩な雰囲気を放っていた。
壁には赤いランタンがつりさげられており、それが唯一の光源となっていた。
「この建物は長い…。おそらく5階ぐらいまではあるじゃろう…。」
5階…。氷河の塔と比べて低かったが、各フロアが広いので探索時間は氷河の塔を超える見通しだった。
「アリレス!危ない!」
茶色いトロルが襲い掛かってくる。ここに現れた敵は秘境なだけあって周りの敵が明らかに強かった。
「魔法"スウェルクラーク"!」
トロルは散った。
「危ない…急いで上に行かないと…。」
階段を発見し、大きな音を立てながら駆け上がっていった。
「ここは…?」
溶岩がにえたぎる部屋だった。謎の魔力により水晶は解けていなかった。
「長居はできない…!逃げるぞ!」
アリレスは階段を上り4階まで着いた。
「何もない空間…?」
部屋は真っ暗だった。その途端部屋の真ん中にあるランプがつけられる。
その先に骸骨のような魔物が現れる。
「骸骨…?」
「骸骨とは失礼な…。お目にかかっていなかったからか。自己紹介をさせてもらう。余は"邪霊"アポロニオス。」




