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哀刻 --Tradimento Tempo--  作者: Futabave.
十五章 全てを懸けた戦い
81/102

第七十九話 『水晶神殿トラチェリー』

挿絵(By みてみん)


-聖霊暦 8128年 水晶神殿トラチェリー・ザ・パレス-


「光が…。」


床、天井、勿論壁までもが青く半透明で異彩な雰囲気を放っていた。

壁には赤いランタンがつりさげられており、それが唯一の光源となっていた。


「この建物は長い…。おそらく5階ぐらいまではあるじゃろう…。」


5階…。氷河の塔と比べて低かったが、各フロアが広いので探索時間は氷河の塔を超える見通しだった。


8128年 水晶神殿トラチェリー・ザ・パレス-


「光が…。」


床、天井、勿論壁までもが青く半透明で異彩な雰囲気を放っていた。

壁には赤いランタンがつりさげられており、それが唯一の光源となっていた。


「この建物は長い…。おそらく5階ぐらいまではあるじゃろう…。」


5階…。氷河の塔と比べて低かったが、各フロアが広いので探索時間は氷河の塔を超える見通しだった。


「アリレス!危ない!」


茶色いトロルが襲い掛かってくる。ここに現れた敵は秘境なだけあって周りの敵が明らかに強かった。


「魔法"スウェルクラーク"!」


トロルは散った。


「危ない…急いで上に行かないと…。」


階段を発見し、大きな音を立てながら駆け上がっていった。


「ここは…?」


溶岩がにえたぎる部屋だった。謎の魔力により水晶は解けていなかった。


「長居はできない…!逃げるぞ!」


アリレスは階段を上り4階まで着いた。


「何もない空間…?」


部屋は真っ暗だった。その途端部屋の真ん中にあるランプがつけられる。

その先に骸骨のような魔物が現れる。


「骸骨…?」


「骸骨とは失礼な…。お目にかかっていなかったからか。自己紹介をさせてもらう。余は"邪霊"アポロニオス。」

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