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哀刻 --Tradimento Tempo--  作者: Futabave.
二章 果て無き砂漠と炎の霊
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第七話 『Vs.土竜』

挿絵(By みてみん)


-聖霊暦 8128年 エリメド大陸 西の廃墟-


「もう無理だ!辺りを囲まれている。」


怯えながらギイラが剣を構え、後退する。


「勝てるかどうか、懸けるよ!魔法"フレア"!」


セナが放った炎は土竜の前で弾かれた。土竜に…炎が効かない…!?

土竜がじっくり、じっくりと迫ってくる。その中の遺体が泥の中から炎を吐いた。

アリレスたちがやけどを負う。


「なんとか…倒す方法はないのか!」


アリレスがそう言うと、ギイラが立ち上がった。


「効くかどうかは分からねえ。でも使うしかない…!魔法"ダクメス"!」


「こっちは回復をする!魔法"ヒール"!」


アリレスたちが回復をしている間にギイラが闇魔法で攻める。

ダクメスの二回目が土竜に当たった瞬間、1体目の土竜が倒れた。


「よし、後2体だよ!」


希望が見えかけたその時だったが、土竜たちは奥の手を使ってきた。


「マ…ホウ…"サンドストーム"」


土竜が全ての魔力を使って使ったその呪文によりアリレスたちを砂嵐が包み込んだ。


「お…俺たちの魔力が…失われていく…」


ギイラの魔力が土竜の砂魔法によって散る。


「くっそ…もうダクメスも使えねえ!アリレス!手はあるか!」


「これしかない…。"ライティ"!」


光魔法で土竜に傷を負わせることはできたがまだとどめを刺せたわけではない。


「あっ…私ならできるかも…!」


セナがこっそりとギイラに作戦を告げる。

そうするとギイラは魔力を統一させ、精神力を上昇させていく。

続き、驚いたアリレスが警告する。


「おい!魔力はすべて土竜に吸われた!ダクメス、勿論他の魔法も使えない…!」


ギイラがにやっと笑った。


「セナ。やれ。」


「じゃあいっくよー!"魔力譲渡"!」


ギイラに魔力が溜まっていく、それを見てアリレスは希望を確信する。

土竜が気を取られている隙にアリレスは剣で攻撃し2体目の土竜を撃破する。


「食らえ、土竜…。ダクメスの上を行く中級闇魔法…"シャドゥレス"!!!」


ダクメスの3倍以上に深い闇が土竜を呑み込んだ。


--------------------------------------------------------


「よし…倒したぞ…。」


魔力を本当に使い果たし、疲れ果てたギイラが言う。


「聖霊門の先に村か何かがあるはずだ。聖人が言ってた。遊牧民族がいたって…。」


「早く休むために聖霊門をくぐろー!」


アリレス達は聖霊門を潜っていった。



-聖霊暦 8108年 遊牧のキャンプ-


付いた先は灼熱のキャンプだった。


「なんだここ…暑すぎる…。」


近くにいた中年の戦士が走ってくる。


「おーい!君たち、どうしたんだー!」


アリレスが事情を説明する。


「えーっ!聖霊の従者…!?ならば話は早い!東に炎霊…エウリピデス様の巣がある。エウリピデス様は今暴走しておられる!君たちなら倒せるだろう!」


異常な期待を寄せられる。いや、これは当然かもしれない…。

遊牧のキャンプにいる人間たちは全員暑さにより体力が殆どない状態だった。

アリレスは決断を迫られていた…。

表紙画像提供...@shield_rin様



2020/9~11頃に無料ゲームの配信サイト「PLiCy」にて「WOLFRPGEDITOR」というツールを用いてゲーム化をする予定です。

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