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哀刻 --Tradimento Tempo--  作者: Futabave.
十二章 魔神の目覚めに邪龍は嗤う
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第五十八話 『月影の惨劇』

挿絵(By みてみん)


-聖霊暦 8107年 ヴェオスの町 人間領-


ギイラ以外の5人で、少年ギイラに話しかけた。しかしそれと同時に少年ギイラは大きなサングラスをかけた大人に大声で反抗した。


「恐人が悪いと勝手に決めつけるのかよ!」


「あいつらは良い対応をしているが確実にいつか裏切る。だから今奴らを倒す必要がある。」


ギイラと大人が話しかけているところにアリレス達は割り込んだ。


「何かあったんですか?」


大人がそれに続けた。


「お前らは誰だ?俺はこいつの父、ザム。ギイラが恐人を庇っているもんだから…。」


「えーと…あなたがギイラさんの父ですか?」


ザムと名乗るギイラの父は頷いた。そこに木刀を持った少年が駆けつける。


「お前ら…誰だ?」


礼儀というものを知らないのかと思うような口調で聞かれたがアリレス達は答え、各々自己紹介をした。


「そうなのか。旅をしてるんだな。俺はリム。ギイラの弟だ。」


「ギイラの…弟…?」


ギイラの父ザムと、ギイラの弟。アリレス達は彼らの話を聞くことにした。


「この町に前に来た人々だったりお前らの母だったり恐人を擁護するといずれ大変な目にあうぞ!」


リリアが口を開いた。


「私の両親も…ここで亡くなったのですがそれも恐人を擁護したからですか…?」


「わしの両親もじゃ。メリア闘技場で会ったリストも両親をここで亡くしたと言っておる。」


セレル、リリア、リストの3人の家族がヴェオスの町で家族を失った…?


「ところでギイラさんの母も…。」


アリレスが言うと、ザムは首を振った。


「俺の元妻か…。あいつが擁護していたことを俺たちが批判したらある日突然出て行ったよ。ルナの町に行くだとか。俺の小さな子供もあいつに連れていかれたがな…。」


アリレスはその場に残り、ギイラ、セレル、リリア、セティスの4人がルナの町に行くことになった。ギイラも母の事なのでとても心配している表情だった。

引き続きアリレスとセナ、少年ギイラとリムは町を守ろうと必死に町で様々な人に話を聞き続けた。


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-聖霊暦 8106年 ルナの町-


一度潜った聖霊門は従者以外も見えるので聖霊門を潜り、再びルナの町についた。


「あ!ギイラさんじゃないですか!その節はご迷惑をおかけしました…。」


町人が言った。ギイラはゼイトを探したが生憎どこかに出かけているらしかった。ギイラは自らの母についての情報を自らの苗字"ヴェシア"を頼りに聞き込みをした。


「ヴェシアさん…。ローメスさんですか…彼女は亡くなりました。」


ギイラは案内された所に行くと、闇のエネルギーに浸食されたギイラの母、ローメス・ヴェシアの死体を見つけた。


「死因は…。邪霊関係か…。」


魔神四天王が邪霊に呪われた道具によって誕生したのは8108年なので当時このようなことが出来るのは邪霊やアロニウス、アニウスのみだった。


「手がかりはなしか…。ヴェオスの町に戻るぞ。」


ギイラは少し涙を浮かべながら、ヴェオスの町へと戻った。




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