第五十四話 『Vs.狂獣魔リゼイドル』
-聖霊暦 8128年 氷河の塔 最上階-
「アリレス…お前は俺を倒しに来たのか…?」
リゼイドルが言う。
「ああ。」
「そうか…。いいだろう。」
リゼイドルは翼の中から笛を取り出し、吹いた。すると辺りから無数の猛獣たちが襲い掛かってきた。
「なんだこの数は…!」
軽く100匹は居た。アリレス達は一斉に広く攻撃する魔法で攻撃を仕掛ける。
「魔法"シャイニング"!」
「私も!"ボルケーノウォール"!」
ドラゴンヴァインの時と同じく、倒しても倒しても出てくるので、リゼイドル本体を倒すしかなかった。
アリレスとセナとリリアが猛獣たちを担当し、ギイラとセレルとセティスがリゼイドルを担当する様に指示した。
「食らえ!"地獄の魔槍"!―――うわっ!」
猛獣たちの攻撃でセレルが倒れる。
「このままだと無理だ…!あれを使おう!」
アリレスは以前リストに貰った薬を分けて飲んだ。
「わー!すごい力が出てきた!」
アリレスも魔力が増えていることを感じた。今なら新しい魔法も使えるとアリレスは感じた。
「いっくよー!魔法"ヘルインフェルノ"!」
いままでのセナの魔力を超える爆発が発生し、なんと猛獣たちを全て一掃した。
「すごい―――!」
魔法により攻めるのが最善だった。
「俺が魔獣を倒す!魔法"デリーティクス"!」
ギイラが闇魔法で魔獣を倒そうとしたときにはもう手遅れで、リゼイドルが笛を吹き、今度は数体であるものの巨大な猛獣に囲まれてしまっていた。
「くそ…!」




