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哀刻 --Tradimento Tempo--  作者: Futabave.
五章 魔女秘書の真の狙い
23/102

第二十三話 『妖しく輝く二色の瞳』

挿絵(By みてみん)


-聖霊暦 8109年 東の関所-


ヴェノムの下をじわじわと歩く奇怪な一つ目の生物が二体。ヴェノムは高見の見物だった。


「魔法"アイスリヴァイヴ"!」


リリアが先陣を切った。二体の奇妙な魔物の眼は魔法を喰らいながらも大きく開き続けている。


「これで潰す!"連続突き"!」


セレルが槍で魔物の眼を潰そうと試みたが、一切効かなかった。

魔物の眼が大きく開く。


「うっ…!」


-


ヴェノムの下をじわじわと歩く奇怪な一つ目の生物が二体。ヴェノムは高見の見物だった。


「魔法"アイスリヴァイヴ"!」


リリアが先陣を切った。二体の奇妙な魔物の眼は魔法を喰らいながらも大きく開き続けている。


「これで潰す!"連続突き"!」


セレルが槍で魔物の眼を潰そうと試みたが、一切効かなかった。

魔物の眼が大きく開く。


「うっ…!」


セナが魔物の眼を見た影響か、呪われる。


「なかなか面白い奴らだ…。私が終わらせよう。"雷破切"!」


セナに呪いをかけた方の魔物を戦霊エウへメロスが一撃で倒す。


「あと一体だ!いける!」


その時、アリレス達の目が急に見えなくなった。


「……盲目魔法か。」


魔物の影響か、非常に眩しく、目を開くこともできない。


「ぐっ…!」


セレルが倒れた。どうやらやられてしまったらしい。


「魔法"フレアボール"………うっ!」


呪いの影響かセナの魔力が尽きていて魔法も使うことが出来ない。


「アリレスさん!なんとかなりませんか?」


「くっそ…今ギイラが居ればこの眩しい光を闇魔法で駆除できるのに…」


「…それです!」


アリレスに闇魔法を使うことが出来ないが、リリアが言っていることは理解できた。


「魔法"ファントム"!」


リリアが自分の眼を魔法でふさぐ。


「僕がどうなるかわからないけど…これで決める!魔法"シャイン"!」


「ちょっと!さらに眩しくなっちゃうよ!」


セナが止める。そこでリリアがセナにも盲目魔法かける。


リリアの眼が開いたころには光が消えていて、眼が完全に焦げた魔物たちがいた。


「目の魔物が光を放ったから…僕が光魔法でその光を増大させた。」


アリレス達と戦霊エウへメロスの活躍によって魔物を撃破したとき、ヴェノムが告げた。


「……と、私たちの用はこれで終わりです。魔女様は気が変わったらしいので…。それでは失礼します。魔法"ワーペル"!」


ヴェノムが魔法によって逃げた。

アリレス達はレメス地下神殿の一件を思い出す。


「………………………光の教会が危ない!」


魔女は居なかった。魔女は光の教会に向かったのかもしれない。アリレスはそう悟って光の教会へ駆け込んだ。

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