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アマルテアから来た山田花子です!  作者: 間波 結衣実


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5話―03

「伊藤さん? 心の臓が痛むのですか?」


「その言い回しは古くないか? 」


「そうですか? 普通に使いませんか?」


 普通に使わんだろ。山田に日本語教えた奴、ちょっと、いや、かなり変だな。


「使わない。あと、俺は大丈夫」


 キュンとしたのは間違えだから。


「そうですか? アマルテアの医療キット、出しましょうか?」


「それは余計に怖いから遠慮しとく」


「そうですか? 地球人である伊藤さんにはどれ程の威力が発揮されるか分からないので、残念です」


 ムシュンと、項垂れてるけど、今『分からないのに残念』って、言ったよな?


 俺で実験しようとしてやがっな、こいつ。


「じゃあ話を元に戻して。バスの始発まであと一時間もあるけど、どうするつもりか聞こうか」


 バス停の方向へ歩きながら問いかける。

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