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アマルテアから来た山田花子です!  作者: 間波 結衣実


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4話―07

「山田は何が良い?」


「あ、ではココアを」


「ほな、まっとんまっし」


 あ、ばあちゃんが台所に行っちゃう!


「ばあちゃん!俺、コーヒーだから」


「おぉん」


 よし、オッケー。


「……伊藤さん」


「ん?」


「伊藤さんは訛ってませんね。不思議です」


「そうかぁ?」


「少なくとも、学校で習った日本語に近いです」


 え?近いだけ?


「入れたし取りに来まっし」


 台所からばあちゃんの声がした。


「俺、ちょっと取ってくるわ」


「いえ、居候の私が取りに行きます!」


「いいよいいよ、座ってな。ついでだから」


「では……お言葉に甘えて」


 山田を炬燵に残し、台所へ入る。


 ばあちゃんの前にはカップが4つ並んでいた。


「もらってくね。ありがと」


「砂糖も何も入れとらんけど、ほんで良いがんやろ?」


「うん、俺ブラック派だし」


 ばあちゃんは、克己にコーヒー牛乳を持って行くと言って台所を出て行った。


 俺は山田のココアの入ったカップと、マイカップを持って茶の間に戻った。


「どうぞ」


「ありがとうございま」


「作ったのは、ばあちゃんだけどね」


 ……ふぅ。暖かい物が身に染みる。


「熱くないですか?」


「いや?」


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