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2話―11
「お構いなく、野宿ですので」
山田は笑顔でそう答えた。
俺以外はみな目を点にしている。
「……えっ、野宿なの?」
母さんの動揺は手に取るように分かる。
「はい、金銭的余裕がありませんので」
だろうなぁ。なにせ異星人だもんなぁ。
「ホームステイ先はないのかい?」
父さんの額に薄っすら汗が浮かんでいる。
「こっちではちょっと……」
外国では受けよかったって言ってたもんな。
「昨日は何処で過ごしたの?」
克己まで顔に心配だと書いてある。
ばあちゃんに至っては心配の余り、眉毛が垂れ下がっている。




