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2話―09
山田は俺の家を不用心だと言った。
それはまごう事なき事実で、俺は心の底から呆れている。
例えばこの光景。
初めてましての人物と夕食を共にしているこの光景。
みな、俺の知り合いだと思い込んでいて警戒心がなく、笑い合っている。
元凶とも言える俺は、今更その事実を告げられる筈もなく、大人しく自分の席で食事をしている。
「へ〜じゃあ、山田さんの国では女性に花を贈るのるはタブーなんだね」
弟の克己は普通に山田を"さん"付けで呼んで接している。
因みに山田は自称宇宙人発言をしていない。
俺の大学に通っている留学生と言う設定にしてある。
「はい。その女性に''華がない"と言っているのと同じなので」
山田は髪をくくり(正確には母さんに結ばれた)母さんの隣に座っている。




