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#9

リューフの闘技場だった


「皆樣の実力を試します。シロノウ開発のこちらの機械を倒してください。四つ用意しているので、壊しても問題は御座いません」


ライズは前に出る


「レベル八か……」


「はい、非常に強く設定しております。もし敗北してしまっても、能力や判断力が魅力的だと感じましたら、採用致します」


「いつでも開始してくれ」


ライズは手を前へ伸ばす


「それでは、スタート!」


ライズはその伸ばした手に氷で剣を作る。人型の黒い機械だった。機械は瞬間移動を使い、ライズへと向かっていく


八はレベルが低すぎる


その瞬間、機械は氷に全身が包まれ動けなくなる


「もうこいつは動けない。いいだろ?」


「はい、合格です!」


なんで剣出したんでしょうか?


氷が割れ、入れ違いにミャリーリィニャが前に出る


「準備はできてる」


「でしたら、このままスタートです!」


機械は瞬間移動で向かっていく


「グラビティ」


その瞬間、機械は丸く内側に潰され、小さな鉄の塊へと変わり果てた。ミューフは思わず拍手が出る


「ここまで来ると怖いですね」


「レイキースの番」


「はいよ」


レイキースが前へ出る。新しい機械が用意されており、レイキースは余裕そうだった。瞬間移動で向かってくる機械を、素手で殴り壊した


「凄いですね!」


ミューフは拍手する


手はいかれてますね……


「最後は私が失礼します……」


「はい、ではスタートしましょうか?」


「してください!」


「はい、スタートです!」


機械は瞬間移動でプレアンヌへ攻撃を仕掛ける。しかし、その攻撃はプレアンヌをすり抜けた。プレアンヌが瞬間移動をすると、その機械はナイフで二つに切られていた


他が凄すぎて霞んでしまいますね……


「でしたら、次は皆樣にこちらを持って頂きます。そして、幾つか質問をさせて頂きます」


ミューフは四人にそれを配った。見た目は黒く手に収まる時計。ライズはそれを見て言う


「シロノウのやつか」


「はい、そうです!これは『嘘か本当か分かる装置』です。質問に応じてイエスならばアラームが鳴る、ノーならば何も起こりません」


ミューフは質問する


「では行きますよ!貴方はこの面接開始から、嘘を一つでもつきましたか?」


誰の時計も何一つと動かない


「貴方は何処かのスパイですか?」


誰の時計も動かない


「貴方はリューフを裏切りませんか?」


時計は動かない


「合格です。それでは、面接はこれにて終了になります。書類関係は後日行いまして、その他の連絡はメールで行います。本日解散になります!お疲れ様でした!」


その後、リュアはマリーヌと特訓をしていた。そんな様子を横目に、ミューフは観客席でスマホを操作していた


もっと飛躍的に知名度と戦力を上げる必要がある……戦力が脆いと分かれば、また大勢力に狙われるかもしれない。新しいメンバーとリュアちゃんでしばらくは凌ぐ?


「大丈夫ですよね……」


今回、サカツキさんが私たちを助けた。ピースからすれば、グラサンとの繋がりを警戒しなければならないはず……リューフの拠点がグラサン街と近いのも、その疑いを後押しさせる


「そういえば……」


一本の動画を開いた。その様子は生配信されており、同時接続者が二百万人を超えていた。ハテ子、隣にサカツキ、更にその隣に座るのは、首辺りまで伸びる銀髪の跳ねた少年。それはサカガミのリーダーに当たるショートという名の人物。向かいに座るのは、相撲取りのような体型と髪型の男、リーという名のピースのトップ。髪色は白く、背丈は三メートルあり、その表情は不気味な程に笑顔だった。その後ろにはイヌタが立っている


「それで、なんでマネーを作っちゃったのよ?法律違反だし、経済が崩壊するわ」


「だから、僕たちはお金作っとらんって。君理解力ないの?何回言えば分かるん?」


「全て銀行のデータで見れるのよ。本来の金額より二兆円も上回ってるわ?」


サカツキはそれを取り出した


「シロノウの嘘判別機だ。人の嘘をついたという心を読み取り、質問に対してイエスならアラームが鳴る」


「持つ必要あるん?僕が違うって言っとるやん。何君、耳ないん?話通じないん?勉強し直した方がええんとやない?そんなんで大人名乗っとったら恥ずかしいで?」


「黙って持てよ。潔白なら別に持ったって不都合はないだろ?」


まずいです、戦争が起きそうです……いえ、ピースはグラサンを避けているので、それは考えにくい?


「僕が怖いのはね、シロノウの質!あんな怪しい勢力の機械に僕たちの黒白は任せれんって」


「自白してるようなもんだな」


「もう話にならんって。イヌタさん、任せましたよ」


イヌタは前へ出る


「シロノウよりもピースの嘘判別機の方が優れた性能をしていますし、公平性を考えるのならピースの物を使うべきかと」


「自社のは怪しすぎるわよ?」


「自社だからと機械が人によって忖度するとは考えにくい」


「アナタたちなら可能なはずよ?」


「いえいえ、まさか」


ミューフはスマホを閉じた


これは埒が明かないですね……

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