表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ストロント・ギア ―適性Sの戦痕―  作者: コロッケパン
第四章 浜松合宿編
PR
89/129

なんだよこれ?

透斗視点です!

 その後、俺たちは何とか大量の触手をいなせるようにはなっていた。でも、やっぱり一歩間違えると触手が自分の体を確実に貫く。本当にやばい。


 触手のせいで5人が離れ離れにされてしまい、またカミサにも近づくことができなくなっていた。それがさらに俺を焦らせていた。


 (クソッ、なんとか麻奈たちと合流しないと)


 でも各々の間には大量の触手があり、それらが合流を妨害する。


 その時


 『おーい、みんな! 大丈夫!? 』


 無線で麻奈から連絡が来る。


 (相変わらず器用だな麻奈は。てか連絡取れたなら最初からしてくれよ! )


 心の中でツッコミを入れると......


 『ごめんごめん、透斗。すっかりこれのこと忘れてて。つい最近できるようになったんだよ......』


 『えっ、なんで? そっちに届いちゃってるの? 』


 『お前、まさか使い方知らなかったのか? やべぇなこいつ......』


 迅がそう言う。そうか、みんなは知ってたのか。てか心の声漏れるんだな。最悪だ、


 『それにしてもやばいねこいつは......』

 『僕も同感。このワット、隙が全然ありません。攻撃しなきゃ倒すなんて到底無理なのに......』

 『大地が、触手全部に重力かけられたら楽なのにね! 』

 『それは無理って言ってるでしょ! 』


 戦闘中なのに頭の中が超賑やかだ。なにこれ、超邪魔だな......。


 『ごめん、透斗くん。君のことをしっかり考えるべきだったね......』


  山手が謝ってくる。


 (なんだよこれ! 心の中の声が漏れる時と漏れない時がある......)


 『透斗、まさかこれの使い方知らないの?心の声そんなに漏らしちゃって』


 麻奈がからかってくる。こいつ、ムカつく!


 『とーとくん! 自分が言おうと思ったことは私たちにも聞こえちゃうし、言おうと思っていなかったら私たちには聞こえないんだよ』


 美南さんが教えてくれるけどじゃあなんで?


 『え、俺言おうと思っていないのに......』

 『それ、透斗が結構ツッコミしてる癖のせいじゃない?私はそう思うんだけど』


 (そうか、癖のせいか。ま、そのうち治るだろ)


 こんな感じで戦闘中だったけど脳内とっても賑やかでした。俺がしっかり触手いなせたのすごい気がしてきたぞ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ